本能寺ホテル 2017
監督: 鈴木雅之
出演: 綾瀬はるか, 堤真一, 濱田岳, 平山浩行, 田口浩正
タイムトリップする映画なんだが。これには、それによって歴史が動くことと、自分には何の影響があるかということなのだが。
歴史としては、織田信長が、自分の運命を知りながらそれを享受した理由が、京都の未来を知ったからと思うんだけど。そして次の時代の主人公に羽柴藤吉郎秀吉を信長が選んだということなのだが。
それにしては、どこにも主人公、倉本繭子のにまったく心の葛藤がない。なのにどうして自分が変われるのだろうか？結婚をやめて、歴史の先生になる。だからなんなの？と思ってしまう。
正直行ってストーリーのぬるさが目立つ。特に本能寺の変という大きな時代の転換期を扱っているのに、主人公の人生の転換点にしてはあまりに情けない。
それにしては主人公が決めたのは歴史の先生だけ？
じゃ、婚約していたのは何？ そんなに好きじゃなかったの？まったく歴史上の古い人と今の世代の心に大きなギャップを感じてしまった。まったく残念な映画。
My Rating(評価): 12/20
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