人狼ゲーム ビーストサイド 2014

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人狼ゲーム ビーストサイド人狼ゲーム ビーストサイド 2014

監督: 熊坂出
出演: 土屋太鳳, 桜田通, 森川葵, 青山美郷, 藤原季節

今回は前作以上に面白い設定である。人狼側からの設定である。ただ心理戦というよりは最後のどんでん返しは、観客に向けられたものだ。

人狼が二人、多数決で人狼を決める。共有者は、村人二人でお互いが村人であるのを知っている。預言者は毎晩、誰かなんであるのか占うことができる。用心棒は自分は守れないが、誰かを人狼から守ることができる。なんか複雑な規則なんだが。前回の人狼ゲームを見た人には理解しやすい。そして主人公の樺山由佳と萬田麗子が人狼であり、前回の人狼ゲームを勝ち抜いてきたものであることもわかっている。

前回と同じように人狼ゲームは展開するのだが、今回は用心棒、共有者が新しく設定されており、人狼である樺山由佳も戸惑う。
土屋太鳳が演ずる樺山由佳は、やや暴走的で破天荒である。この性格なら人狼ポック見られるはずだが、どうしてかあまり疑われない。萬田の発言があるように、人狼ゲームを繰り返して性格が変わったんだろうとも考えられるが。

萬田が人狼の一人であることがわかってしまう。彼女は生き残るために、人狼と村人が同数になれば、全員助かることを話す。人狼を多数決で決めるときに、決定できないときはすべての人が助かると言う。

最後に3人が残り、人狼は樺山由佳であることもわかった。そして投票に入るのだが、最終的に宗像美海が、用心棒の対馬を指差す。宗像の決断はこれからも続く人狼ゲームには樺山が必要と思ったのであるが。彼女は、人狼一人、村人一人と同数になれば助かると思ったのだが。ルールは人狼と村人が同数になれば人狼の勝ちになる戸言う頃だろう。もしくは、結果的に人狼一人、村人一人で夜が来れば、村人が死ぬのは確かである。

少し最後の展開には説明が少ないが、人狼ファンならルールが理解できているという前提なのだろう。
前回作品よりも映像もよくなっているし、展開もうまい。それなりに見れる映画になっている。

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