Hannibal season two ハンニバル シーズン2

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Hannibal season two ハンニバル シーズン2

シーズン1の出来が良すぎたので、シーズン2はどうなののだろうかと思っていたが。やっぱり素晴らしい出来である。今回は展開が激しく変わるので、目が離せないストーリー展開である。最後まで一気に見てしまッた。

今回はウィルとハンニバルの心理戦である。これがまた面白い。
プロローグは、ジャック・クロフォードとハニバルとの戦いのシーンから始まる。そして12週前に遡るのだが、そこで、ジャックとハニバルは、ウィルの死について話題にしている。あれ、ウィルは死んだのと錯覚したが、5人を殺害したとして死刑になりそうだということらしい。このシーンもうまく作ってあり。クロフォードの顔がナイフに映り込み、そしてハンニバルの顔もナイフに映り込む。二人の殺気を表している。

ウィルはコピーキャットの犯罪はウィルの仕業として、チルトン医師が管理するバルティモア州病院の精神異常犯罪者の病棟に収監される。そして裁判も同時に進行する。そこにハニバルは、ウィルを訪ねてくる。

ウィルの黒い牡鹿の幻は、次第にツノを生やした黒い人間に変わっていく。その姿ハニバルに次第に似てくる。

ハニバルのカウンセラーを務めていたドゥ・モーリエ医師は、ハニバルの恐ろしさに気づいていち早く身を隠す。その時にウィルに面会して、こっそりとあなたを信じると告げる。

ウィルの同僚で鑑識を担当していたビヴァリー・カッツは、ウィルの言葉を信じてハニバルを個別に捜査するのだが、ハニバルの手に落ちてしまう。

ウィルの裁判を扱ってきた役人と判事が殺される。判事を殺したのはハンニバルであるが、役人を殺したのは、別の人物であった。そしてウィルは、ハンニバル以外に殺しをした犯人とコンタクトを図る。そして犯人にハンニバルを殺すように依頼する。

アラーナは、ウィルがハニバルを殺そうとしたことを知って、ウィルから心が離れる。そしてハンニバルの元に。この状況はアラーナの運命が破壊的なことを予感させる。

ジャック・クロフォードの信頼を取り戻しつつあるウィルは、クロフォードとマス釣り(ワカサギ釣り?)に行き、二人で話す。冬の魚は食いが悪いから、まずはいろんな動きをして相手を興奮させ、ルアーに食いつかさせる必要がある。動きを間違えると逃げてしまう。ウィルがhook it(喰わせるか)すると言い。ジャックはland it(確保)すると言う。

後半に来てやっとハニバルの本領が発揮される。彼が診察しているサイコパスに対する接し方である。これはウィルに足してもそうだったように。彼の奥に秘めた殺人に対する渇望をうまくおあるようにしている。彼は猟奇殺人者たちに対して良き理解者だったのである。

ウィルとハンニバルの心理戦は、非常に巧みに作られている。まずは、ハンニバルに殺人者を送り、そしてハンニバルがウィルに送り返す。次第にウィルがハンニバルと同じようなサイコパスになっていくのを楽しむハンニバルがいる。しかしウィルはそれを甘んじて受けながらハンニバルを捕まえる機会を狙っている。

もう一つはハニバルが料理を作って、ワインを楽しんでいるのだが、神の雫ばりの嗅覚の持ち主として描かれている。これが最後の展開にも重大な意味を持つのが楽しい。

最終的にこの展開はさすが、なるほど、なるほど。そうだろう。でも。最終的なハンニバルとウィルの精神状態が面白い。今後どのような展開になるか次のシーズンも大いに期待できる。

シーズン2で最初に出てくるワインは白ワインでゲヴェルツトラミネール。オットマーで11%である。アルザスかと思ったがなかなかそこまで辿り着かない。ただアルザスでもゲヴェルツなら13%を超えるからどこだろう。


Kaiseki

川の名から数多くの死体が発見される。死体には、なんらかの皮膚を保護する処理が施されシリコンも詰められていた。ウィルは、チルトン医師が管理するバルティモア州病院の精神異常犯罪者の病棟に収監される。

Sakizuke
もう一つの死体が別の川から発見され、今までの死体とは違う点があった。
そして行方不明になった人々の写真を見てウィルは、殺人者は、殺した人々をパレットのように扱っていることを指摘する。


Hassun
ウィルに対する裁判が始まるが、コピーキャットと同じような殺し方で裁判官や、役人が殺されてしまう。

Takiawase
頭部が蜂の巣にされた死体が発見される。ヴィヴァリー・カッツは、ウィルの言葉を信じてハンニバルの家に忍び込む。そして彼女は証拠をつかむのだが。

Mukõzuke
ヴィヴァリー・カッツの死体はスライスにされ、天文台に飾られていた。彼女の死体の腎臓は別の人物のものに置き換えられていた。ウィルは現場を見て、ハンニバル対する復習心に火がつく。


Futamono
ジャック・クロフォードもハンニバルを疑い始める。ハンニバルが主催したディナー・パーティーを訪れるのだが。
死んだと思っていたFBIの女性捜査官ミリアム・ラスが生きて発見される。

Yakimono
ウィルは精神病医から解放される。ミリアムにハンニバルの面通しをさせるが犯人ではないと語る。

Suzakana
女性の死体が馬の腹に入れられいた。ウィルはまた、FBIの捜査に参加する。そこで、馬の蹴りによって脳に損傷を受けた男に出会う。彼は動物を可愛がっていた。

Shiizakana
動物に襲われたように切り裂かれた死体が発見される。その後カップルが同じような殺され方をする。ハンニバルの過去の患者の中にそのような欲望を持った若者がいたことがわかる。ウィルは、ハンニバルの新しい患者であるマルゴーと出会う。

Naka-choko
ハンニバルは、ウィルを助けて、死体を博物館に飾る。ついにウィルはハンニバルの影響で犯罪者の仲間に入る。

Kõ No Mono
フレディ・ラウンドは、ウィルに近づき新しい情報を得ようとした。彼女はチルトン医師が、チェサピーク・リッパーとは犯人像が一致しないことを話す。ウィルは、フレディを誘拐する。

Tome-wan
メイソン・ヴァージャーにハンニバルは誘拐される。そして豚の餌にされてしまう危機を迎える。そこにウィルが登場する。

Mizumono
シーズンを締めくくる。ジャック・クロフォードはウィルの行き過ぎた捜査の責任をとってFBIのバッジを上司に返す。そしてハンニバルの家に向かう。

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