Penny Dreadful season 3 ペニー・ドレッドフル シーズン3 2016

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pennydreadfulseason3.jpgPenny Dreadful season 3 ペニー・ドレッドフル シーズン3

監督: サム・メンデス
出演: ジョシュ・ハートネット, エヴァ・グリーン, ティモシー・ダルトン, リーヴ・カーニー, ビリー・バイパー


今シーズンが最後である。イーサンがアメリカに、そしてマルコム卿がアフリカに行って、ヴァネッサはロンドンに取り残されて最後どうなるかと思ってしまうのだが。
それにしても最後はあっけない。今回は、メインストーリーが中心なのか、ジョン・クレアやリリィの話が中心なのか全くわからなくなる。ヴァネッサはあっさりとドラキュラの虜になってしまうのが残念。今までの展開はなんだったのかと思ってしまうのだが。シーズン3で終わる必要があったのでこんな最後の展開が盛り上がらないものになってしまったのか??

今回やっとミーナを吸血鬼にした吸血鬼たちの首領が登場。当然ドラキュラである。ただ人間と普通の生活をしていて、太陽の光も怖くない。これは劇中でコメントされているが、確かにヴァンパイアなんて架空のものだから、どのように設定を変えても大して問題にならない。

今回はヴァンパイアのアクションが少なくていい。代わりにアメリカでのガンのアクションが多くてスッキリ。最後はあっけなさすぎるのだが。

このシーズンでやっとイーサンが狼男になった理由がわかる。イーサンもどうして狼男になったかわかった。だけどアパッチの父を、水のない丘に置き去りにしたのは、彼も狼男になれると知っていたのかと思った。

ジョン・クレア(クリーチャー)の話は、北極に行ってからメインストーリーから独立していく。彼の話は、悲しいクリーチャーの物語になっていく。記憶が戻って家族を思い出して一緒に暮らすことができても、その後も悲しいことが起こる。過去にヴァネッサと繋がりがあったことも明らかになる。ドリアン・グレイとリリィの話もそうである。結局彼がどうしたかったのか、ドリアン・グレイはいろんな時代を見てきて革命のお遊びが好きでないのは確かであるが。

レンフィールドが登場。彼は、吸血鬼ドラキュラにも登場する。今回はハエや、カエルを食べている。大抵はドラキュラの召使い的な役割。

フランケンシュタイン博士の友人の、ヘンリー・ジキル医師はジキル博士とハイド氏のジキル博士だった。

今回登場したカトリーナ・ハーディジェンは、探しても由来がわからない。ハイランド地方の出身らしいが。

アルフレッド・テニスンの死について語られている。テニスンが死んだのは1982年。 パーシー・ビッシュ・シェリー イギリスのロマン派詩人。彼の後妻メアリー・シェリーが小説フランケンシュタインの作者である。
ブラム・ストーカーの吸血鬼ドラキュラ
オスカー・ワイルドのドリアン・グレイの肖像
ロバート・ルイス・スティーヴンソンのジキル博士とハイド氏の奇妙な事件

Penny Dreadful season 1 ペニー・ドレッドフル 〜ナイトメア 血塗られた秘密 2014- の記事はこちら

Penny Dreadful season2 ペニー・ドレッドフル〜ナイトメア血塗られた秘密〜 シーズン2 2015- の記事はこちら

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