dreaming on clouds

十八歳、海へ 1979

監督: 藤田敏八
出演: 森下愛子, 永島敏行, 小林薫, 下條アトム

日活映画の復刻DVDが出た中で、森下愛子の作品が何点か出ていて懐かしいと思って買ったうちの一つである。
十八歳、海へ の題名は裏覚えにありそうだが、見た記憶はない。
予備校に通う、二浪中の予備校生の敦天（あつお）と北海道釧路の高校生の佳（けい）が自殺ごっこを繰り返す。
予備校で出会った森本英介が暴走族のリーダーと歩いて海に入っていく度胸試しをしているの見て、自分たちも重しをつけて海に入っていく。
海の中で溺れながら意識が遠ざかる体験は、佳に気持ち良さを与える。浜辺を通りかかった裕福な老人に心中と勘違いされて助けられ、お金をもらってしまう。
二人は、自殺ごっこをするようになる。

有島佳の行動は奔放であり、敦天は彼女と行動を共にする。有島佳は海で出会った森本英介にも興味を持つが、彼の境遇も複雑でありながら、働きながら予備校生を続けている。
予備校に通う若者を中心に、その周りにいる大人たちを振り回しながら生きている。

最後に自殺ごっこは本当に心中に発展してしまうのだが。

森下愛子の美しさ、あの特徴的な声は忘れらない。この映画は、見ていたんだろうか？サードは見たと思うんだが、どうだったかな。

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