dreaming on clouds

Morgan モーガン プロトタイプ L-9 2016

監督: ルーク・スコット
出演: ケイト・マーラ, ポール・ジアマッティ, ジェニファー・ジェイソン・リー, ミシェル・ヨー, アニャ・テイラー=ジョイ

リドリー・スコット製作ということで、興味があって見た映画。
人工生命体である試作品L-9、モーガンが研究施設で暴れ始めた。そこに危機管理コンサルタント、リー・ウェザーズが派遣される。

設定は簡単である、遺伝子操作による完璧な殺人兵器を生み出そうとした組織が、暴走し始めた試作品L-9、通称モーガンの調査に当たる。
モーガンを育てた研究班は、モーガンに対して好意的であるが、次第にモーガンの本性が現れる。リー・ウェザーズは研究班と協力してモーガンを止めようとするが。
見ながら、最後のオチがわかってしまう。ただこれは、うまくオチがわかるように作られているのだが。リー・ウェザーズの能力が、モーガンに近い能力を持っていることを見ているうちにそうかと思い始める。
ただ、これ以外に最後の展開が驚きとは思えない。これも見ている側としては想定内である。
つまり最後の展開も予想を超えるものがないので、B級のSF映画で終わっている。

ケイト・マーラのクールな演技がいい。モーガン役のアニャ・テイラー=ジョイは存在感があり、これから大きな役を演じられるタイプだろう。

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