ただ、君を愛している 2006

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ただ、君を愛しているただ、君を愛している 2006

監督: 新城毅彦
原作: 市川拓司
出演: 玉木宏, 宮崎あおい, 黒木メイサ, 小出恵介, 上原美佐

以前に見て良かったと記憶している映画。でもストーリーはそれほど覚えていない。
ということで再度見てみた。一度見てストーリーを知っていると最後の展開がわかっているので、逆にどうして静流は出てしまって、その後会わなかったのだろうかと思ってしまう。このストーリーは最後の設定ありきのような気がしてならない。

生涯ただ一度のキス、ただ一度の恋というのはテーマだろうけど、この設定ならもっと恋人同士としてあっていてもいいんじゃないかと思う。
もし静流が誠人を本当に好きだったら、誠人をおいてニューヨークに行くだろうか。
どうして死ぬまでそばにいなかったのだろうか?なんか誠人よりもカメラの仕事の方が良かったような気がして仕方がない。

時間差で伝わる、死んだ静流からのメッセージも、何かストーリーの設定ありきである。やっぱり同じような疑問が湧いてくる。どうして静流は手紙で伝えようとしたのだろうか?普通に会えばいいのに。命が短い人が、生きている人にずっと手紙を書くのはあってもいいが、それでも会えるなら、会うのに。
大人になった静流をどうして誠人に見せなかったのか。写真ではなく。

みゆきもどうして静流に生きているうちに誠人に会わせなかったのだろうか?
誠人ことがまだ好きだったから?それとも静流に強く止められたから?でも本当の友人なら、止められても誠人に会わせると思うんだけど。

なんだか2度見るとこの映画の矛盾点が見えてきて、少しがっかりしてしまった。
でもやっぱり宮崎あおいが非常に可愛い。眼鏡をかけている時も、眼鏡を取って光り輝いている瞳をみるともっと可愛いなと思ってしまう。そう意味では宮崎あおいの魅力がよく表現された映画ではある。

大人になると死ぬ病気ってあったっけ?静流が飲んでいた薬は、思春期が進まないようにする薬を飲んでいたのだろう。
大学の近くにあんな森があったら、学生たちでいっぱいになっていたよね。二人の森なんてないのに。あの鳥は、サンコウチョウ、三光鳥だろうか、

誠人が使用するカメラは、キヤノン F-1。静流が使用していたカメラはキヤノン AE-1。カメラはキャノンがいいんだろうか。

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