初春狸御殿 1959

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初春狸御殿初春狸御殿 1959

監督: 木村恵吾
出演: 若尾文子, 市川雷蔵, 勝新太郎, 菅井一郎,

やっぱりこれは、きぬた姫・お黒を演じた若尾文子の映画。ただ、彼女が歌っているのはほんの少し春雨、羽突きで歌っている。狸吉郎役の市川雷蔵は歌っているんだろうか? 踊りはあるけど。栗助役の勝新太郎は歌っている。意外とうまい。

他はどんな人たちが歌っているのかはもう見当もつかないが、歌劇団の人達だろうか?それにしても、踊りと歌は、舞台が違っていて別シーンが挿入されているようになっているのが残念。カッパの女性は青い髪で腹を着ていると思われるが上半身ヌードのような感じで当時としては色っぽかったんだろう。

ストーリーは単純であるが、カチカチ山の泥右衛門役をしている菅井一郎はちょっと面白かった。あとはキャラクターに個性がないのでつまらない。今見ると舞台も歌もそれほど洗練されていないので魅力がない。当時は良かったのかも。

リメイクの2005年のオペレッタ狸御殿もちょっと見たくなった。

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