世界から猫が消えたなら 2016

  • 投稿日:
  • 更新日:
  • by
  • カテゴリ:

世界から猫が消えたなら世界から猫が消えたなら 2016

監督: 永井 聡
出演: 佐藤 健, 宮﨑あおい, 濱田 岳, 奥野瑛太, 石井杏奈

見終わって話が本当にぼんやりしすぎているとしか言えない。なんだが全てがフンワカ、ぼんやりである。

脳腫瘍と宣告されて余命がすくない。家族のありがたみ、元彼女、親友などを振り返る。電話、映画、時計、猫どれがなくなっても今の自分は有り得ないのである。
ただ過去の思い出をだけを折り重ねても何か物足りない感じがするのはどうしてだろうか。を前にして過去を振り返ることが多いということはあまりに消極的。どうして自分がまだしてないことを考えないのだろうか。元彼女との関係はあのままでいいのだろうか?
主人公はまだまだ死に直面していない気がするのである。あー僕の人生は短いんだと感傷に浸っているだけで、死に対するもがき、もっと生きたいという力がない。それなら最後は主人公の死を描く方がもっと良かったと思うんだが。

なんだか彼女も親友も映画と関連があるんだ。猫は母と思い出でもあるし、家族の繋がりの象徴でもあるんだと思う。父にとっては時計が大事なんだが、彼にはあまり重要ではなさそう。

彼女役の宮﨑あおいはかなり痩せている。もっとふっくらした若い頃の方が可愛かったな。イグアスの滝で叫ぶシーンはいんだが、物語の中で繋がりがあるようで何だか突拍子もない気もする。

HARUHIのひずみは良かった。

My Rating(評価): 13/20
アクセス数:5