Maze Runner: The Scorch Trialsメイズ・ランナー2:砂漠の迷宮 2015
監督: ウェス・ボール
原作: ジェームス・ダシュナー
出演: ディラン・オブライエン, カヤ・スコデラーリオ, トーマス・ブローディ・サングスター, キー・ホン・リー, リリ・テイラー
今回は迷路の繰り返しから抜け出して、展開が意外な方向に行ったので期待以上に楽しめた。再度友情物語と迷路探検だったらどうしようかと思っていた。
WICKEDの正体も、彼らが置かれている世界の状況もおぼろげながらわかってきたのが良かった。ただ、彼らがどうして前回巨大迷路に入れられていたかは全くわからないままである。若者の血から、ゾンビに対する免疫物質を取り出すためななら迷路は全くいらないはずだが。
そして今回は友情を深めるエピソードが少なく、トーマスがほぼ中心で動いて、活躍している。ブレンダがトーマスと近づくのだが。トーマスはやっぱりテレサを愛しているのだが。
最後に裏切りが待っているところも面白い。原作ではゾンビはでてこないらしいが、この映画で、迷路を抜けたらそこはゾンビの世界になってしまったのもかなりびっくりである。
結局テレサは、WICKEDのスパイとしてトーマスを追いかけてきただけだったのか。そして別のグループから一緒になったアリスはただの仲間だろうか?
全体の作りはすこし荒さが目立つのだが、それはゾンビ映画になったところもあるが。戦闘シーンにも綿密な計算されたアクションがないからだろう。それにストーリー自体もそうである。当然原作と異なるところがあってもいいが、無理に作られていると感じてしますと、原作からのファンからはソッポを向かれるだろう。CGとしてはそれなりだが。
コメント