Jurassic World ジュラシック・ワールド 2015

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Jurassic World ジュラシック・ワールド 2015

監督: コリン・トレボロウ
出演: クリス・プラット, ブライス・ダラス・ハワー, ヴィンセント・ドノフリオ, タイ・シンプキンス, ニック・ロビンソン

これは、ジュラシック・パークのリメイクと言っていいだろう。
それに、ジュラシック・パークのオマージュが一杯ある。ジュラシック・パークで有名なシーンの場所が途中あり懐かしさがこみ上げてくる。といっても設定が、ジュラシック・パークから22年後のイスラ・ヌブラル島が舞台であるからそうなんだが。それ以外もストーリーの展開はかなり酷似している。
ザックとグレイの兄弟関係も、オーウェンとクレアのドタバタも楽しい、
全体にジュラシック・パークと同じようにハラハラドキドキさせる展開はうまく作られていて、最後まで楽しく、ドキドキしながら楽しめた。
ヴェロキラプトル, ラプター, Velociraptors
ジュラシック・パークでは、ラプターと映画の中では呼ばれているヴェロキラプトルは、大きな脳を持ち、知力が高く集団で狩りをする凶暴な恐竜と設定し、最大の脅威として描いている。ただ、映画のモデルは、本当はデイノニクスであると言われている。デラプターがコヨーテサイズの大きさであるのに、イノニクスは羽毛恐竜で映画くらいのサイズであったと考えられる。
映画に最後に出てくるティラノサウルス(T-Rex)は、ジュラシック・パークでラプターたちと戦った後の傷が残っている。

インドミナス・レックス Indominus Rex
カメレオンのように体の色を変えることができる。全体には、アメリカ版ゴジラに似ているという印象だが。
どうして檻の中で、発信機が付いているのに、いないようにできたのかわからない。説明ではアマガエルの能力を持ち赤外線センサー(温度探知機)をすり抜けたとなっているが、爬虫類はあまり体温が上がらないし、アマガエルのDNAを組み込んだなら赤外線センサーで監視していること自体が最初からナンセンス。

モササウルス Mosasaurus
巨大な肉食海棲爬虫類で、頭はワニを思わせる形態である。
このモササウルスが、サメを食べるシーンは、製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグも気に入ったようで、当然ジョーズを連想させるのである。
最後の登場は驚いた人が多かったかもしれないが、インドミナスとT-Rexの戦いがプールの近くになったこと、そして恐竜たちの戦いの中で最後に、突然大きな恐竜が出てきて食べてしまう展開はジュラシック・パークや、その他の恐竜作品、弱肉強食パターンにはよく出てきた展開である。とういわけで予想できた展開だ。その理由はモササウルスの出番が多すぎたと思う。とくにプテラノドンと人を一緒に食べるシーンはいらなかったかも。



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