dreaming on clouds

Chappie CHAPPIE/チャッピー 2015

監督: ニール・ブロムカンプ
出演: シャールト・コプリー, デヴ・パテル, ヒュー・ジャックマン, ニンジャ、シガーニー・ウィーヴァー、

ロボットチャッピーのすごいCGにには、第９地区以来驚かされる。最後の展開もすこし面白いんだが、なんだか全体のストーリーが単純すぎて、平凡で第９地区の新鮮さがない。３人組の強盗に襲われてロボットを奪われる設定は、あまりしっくりこない。というか３人のキャラクターの設定、展開があまりにもご都合主義でつまらない。
そしてチャッピーが知能を得て自分の意思を持つ過程も単純で飛躍がありすぎてつまらない。
チャッピーが最後まで人間を殺さなかったのはいいことである。
ヴァンサント役のヒュー・ジャックマンは珍しく悪役であるが、全く味も厚みもないキャラクターでつまらない。
３人組の二人は、Ninja、Yo-Landiは、南アフリカ出身のヒップホップバンドのDie Antwoordのメンバーである。そして映画に挿入されている曲のほとんどが彼らの曲である。

このSFの設定の
人間より優れたAIが近未来に作れるか。
ニューロスキャンから、知能が移行できるか。ロボットからロボットにしても、人間からロボット。
こうして設定はいままでにもあり使い古されている。

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