攻殻機動隊 ARISE PYROPHORIC CULT 2015

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攻殻機動隊 ARISE PYROPHORIC CULT 2015

監督: 黄瀬和哉
出演: 坂本真綾, 塾一久, 松田健一郎

緊密に電脳化された近未来の社会の中で、ハッカーたちが自分の利益を得るために画策する。それを阻止するのが、攻殻機動隊の役目。政治的、軍事的、思想的なスパイ活動、テロ活動などのが中心に描かれている。
草薙素子は、電脳の中で超能力を発揮している。アクセススピード、電脳の中での戦い方は一番強い。近未来の天才ハッカー以上の存在である。これは、マトリックスの世界に通じところもあるんだろう。

いつものことだが、コンピューター内のハックや、ウイルス攻撃をうまくアニメで表現している。実際にはこんなことはないと思うんだが。アニメだから仕方がないか。外からコンピューター内、インターネット内の草薙素子の活躍をモニターすることはできないからだろう。(アニメな簡単に設定できるが)

電脳という仮想空間であるが、これが現実になったような感じがする。
「GHOST IN THE SHELL」はアーサー・ケストラー著の『The Ghost in the Machine(機械の中の幽霊)』より転じたもの
ゴースト
あらゆる生命・物理・複雑系現象に内在する霊的な属性、現象、構造の総称であり、包括的な概念である。作中においては主に人間が本来的に持つ自我や意識、霊性を指して用いている。


ここの思想、ゴーストが電脳空間(いわゆるインターネットの中で、クラウドを利用して、自分を保つことができるようになっている。)ゴーストとは自我みたいなものだろう。

ここはなんらかのプログラムの実態? それとも情報の集積、(記憶?)、それとも思考回路は、プログラムで作られているのか。それとも脳が別々にクラウド内に保管されて作動するのか??

攻殻機動隊 ARISEは、公安9課設立前のメンバーの話及び草薙素子の所属していた501機関について焦点を当てたもの

ファイアスターター (Firestarter) は、
スティーブン・キングのファイアスターターという小説から名前を取っているのだろう。この小説には、新薬の実験に参加した二人が超能力を持つようになるが、その力は弱かったが、二人の娘はチャーリーは、屋敷全体を燃え上がらせる能力を持っていた。これは、ウィルスに感染したた電脳が、異常な力を持つ可能性があり、新しい世界が訪れるということを信じているに電脳ウィルス・ブローカーの話だろう。

ただ、今回の話は、やっぱりコンピューター間での攻撃、侵入、支配などの攻防である。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 1995

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1-26 2002

イノセンス Innocence 2004

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG TVシリーズ

攻殻機動隊 ARISE PYROPHORIC CULT 2015

Ghost in the Shell ゴースト・イン・ザ・シェル 2017

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