Liberal Arts 恋するふたりの文学講座 2012

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Liberal Arts 恋するふたりの文学講座 2012

監督: ジョシュ・ラドナー
出演: ジョシュ・ラドナー, エリザベス・オルセン, ザック・エフロン, リチャード・ジェンキンス, アリソン・ジャネイ

ニューヨークに住む35歳のジェシーは、母校オハイオ大学で出会った19歳のジビーと出会う。卒業した母校を再び訪れて、自分の学生時代を思い出したり、若者から触発されたりする。自分の懐かしい生活が思い出されのだが。ジェシーは、ジビーに惹かれながら、年齢差に戸惑う。
僕には、正直言って残念な映画。彼が、大学の教授と寝たり、結局年相応で、本屋で働く女性と親しくなるんだが、結局はなんの冒険のない妥協の産物の人生を選んだとしか思えない。どこにリベラルアーツがあるのか全くわからない。文学を専攻してのめり込んだなら自殺もしてもいいし、もっと冒険したり羽目を外してもいいんじゃないかと思ってしまう。なんだが現実的すぎて残念。

監督、脚本、主演をジョシュ・ラドナーがしている。
ジビーの愛読書は当然、トワライトサーガである。(映画では題名は出てこないが)

最後にジビーに送る本は、ブラム・ストーカーのドラキュラと、ウイリアム・ブレイクの無垢と経験の歌である。

ディーンと話をする本は、David Foster Wallaceのnfinite Jestらしい。

映画のオリジナルの題名は、リベラル・アーツである。教養学科見たいのものだろう。原義は人を自由にする学問である。
ギリシャ・ローマ時代に理念的な源流を持ち、ヨーロッパの大学制度において中世以降、19世紀後半や20世紀まで基本とされた自由七科。文法学・修辞学・論理学の3学、および算術・幾何(幾何学、図形の学問)・天文学・音楽の4科のこと。

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