神様はバリにいる 2015
監督: 李闘士男
原案:クロイワ・ショウ「出稼げば大富豪」
出演: 堤真一, 尾野真千子, ナオト・インティライミ, 菜々緒, 玉木宏
実在の人物丸尾孝俊のことを描いている。彼の成功の秘訣を、婚活ビジネスに失敗した照川祥子の目を通して描かれている。失敗した時こそ笑え、感謝の達人なれ、一度できた縁は絶対大事にするんやなど。
バリの人たちがいつも神様に感謝する姿は美しい。どこにでも神様はいるは、日本のやおよろずの神に近い考えただろうし、日本人が忘れかけようとしている大切なものだろう。
僕にはストーリーは単純すぎるし、誰でもが同じように悩んでいるところが描かれている。子供たちを大切にして、靴をあげたり幼稚園を立てたりしている。でもどれもはっとするほどすごいをしているとは思えない。企業人としては、現地の人に馴染んだ現地の方法で仕事をしているとしか思えないところもあるんだが。
堤真一の演技はわざとらしいんだが、おそらく実物がそうなのかもしれない。尾野真千子のコメディタッチな演技は微笑ましいし、こういうキャラがあっていると感じる。
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