Sleepy Hollow TV Season 1 スリーピーホロー シーズン12013

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Sleepy Hollow TV Season 1 スリーピーホロー シーズン12013

今回のテレビシリーズも以前のティム・バートンのスリーピー・ホローもワシントン・アーヴィングの原作と違う。今回は当然設定が現代なのでそうだが、イカボッド・クレーンや首なしの騎士の設定が違う。確かに、イッグワック・クレインが現代に蘇るのだから、同じ原作者のワシントン・アーヴィングのリップ・ヴァン・ウィンクルのストーリーの要素が入っていると言ってもいいだろう。

全体のストーリーの展開はやっぱりフォックステレビのスパーナチュラルのドラマの展開にやっぱり似ている。
ただこのシーリーズの最初はなにか展開がふらふらしてつまらないストーリーもある。次第に真相に触れ始めるとまた面白さが上がる。

トム・ミッソンが演じるイカボッド・クレーン は、イギリス的なウィット効いていてカッコよくみんなから愛されるキャラクターである。
ニコール・ビハーリーが演じるアビィも、彼女らしいキャラクターで、クールである。僕はもう少しアビィの個性を強くしたらもっと良かったのにと思う。スパーナチュラルのドラマはストーリーの展開が重要であまりヒューマンな部分が大切にされていないのだが。Xファイルのモルダーとスカリーのような名コンビになるともっと面白いのだが。

首なしの騎士以外に、サンドマン、モロック、ツリーモンスター、ゴーレムなどが出てくる。そしてシン・イーター。

最後のBad Bloodでは、あっと驚く展開がある。そうだ、どうしてゴーレムがカトリーナを閉じ込めていたのか。ゴーレムは、イカボットとカトリーナの子供のジェレミーが作ったものだった。
なるほどなるほど。確かにここに至る振りがいっぱいあったのに。

それにしても二人の騎士がイカボットとカトリーナに関係があるもののはどうしてだろうか。

首なしの騎士との戦いというよりは、アメリカ建国時の逸話と魔女、そして悪魔との戦いである。発端は、アメリカ独立戦争の前後である。これは原作のスリーピーホローの話と時代は一致している。

ただ、白い馬に乗った首なしの騎士の設定と、ヨハネの黙示録の関連を今回の原作では言っているが正確には違う。
ヨハネの黙示録には、
実際に第一の封印を解くと、
白い馬が出てきた。そして、それに乗っている者は、弓を手に持っており、また冠を与えられて、勝利の上にもなお勝利を得ようとして出かけた。
である。
そして死神が出てくるのは、
第四の封印が解かれる時である。
青白い馬が出てきた。そして、それに乗っている者の名は「死」と言い、それに黄泉が従っていた。彼らには、地の四分の一を支配する権威、および、つるぎと、ききんと、死と、地の獣らとによって人を殺す権威とが、与えられた。

黙示録に示されるのは、最後の審判のようなもので、これによって神を信じるものは永遠の幸福の世界に行けるのである。本当は世界の破滅ではない。

Pilot Blood Moon
For the Triumph of Evil
The Lesser Key of Solomon
John Doe
The Sin Eater
The Midnight Ride
Necromancer
Sanctuary
The Golem
The Vessel
The Indispensable Man
Bad Blood

Sleepy Hollow TV Season 1 スリーピーホロー シーズン12013

Sleepy Hollow スリーピー・ホロウ 1999

スリーピー・ホローの伝説 ワシントン・アーヴィング

ヨハネの黙示録については映画第七の封印のコメントに詳しく書いた。
Det sjunde inseglet 第七の封印 The Seventh Seal 1957

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