Deliver Us from Evil NY心霊捜査官 2014

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Deliver Us from Evil NY心霊捜査官 2014

監督: スコット・デリクソン
脚本: スコット・デリクソン
出演: エリック・バナ, エドガー・ラミレス, オリヴィア・マン, ショーン・ハリス

全体の作りが低予算であるがしっかりと作られている。見るものを引きつけて離さない魅力がある。最初の展開からはわからなかったが、久しぶりのエクソシストものである。どこかのキャッチフレーズにあったように確かにエクソシストとセブンの要素がうまくミックスされている。

エクソシストの悪魔払いは、取り付いた悪魔の名前がわかることが悪魔払いの秘訣。これはエクソシストの映画ではよく使われるキーポイント。そして悪魔の起源はキリスト教よりも古い中近東の古い宗教(ゾロアスター教など)に由来する悪である。今回はイラク行ったアメリカ兵が取り憑かれてニューヨークに戻ってきた。

ニューヨーク市警のラルフ・サーキ刑事には、何か心霊的な要素を感じ取る能力が備わっている。神父のジョー・メンドーサが加わり、サーキの周りで起きている事件が普通の犯罪ではなく悪魔が関わっていることが次第にわかる。サーキの家族にも危険が迫る。
監督のスコット・デリクソンはシニスターでも監督脚本を手がけている才能豊かな監督である。今後の恐怖映画ではメインストリームになっていきそうである。

主演のエリック・バナは、いろんな映画にバイプレイヤーとして出演している。Deadfall, Hannaなど。スタートレックではネロ役で出ている。

音楽がまたいい。ドアーズのSoul Kitchen, People Are Strange, Break On Through (To the Other Side)などが流れ、Atrium Carceriの怖いバックグラウンドミュージックが流れる。

My Rating(評価): 14/20
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