Jersey Boys ジャージー・ボーイズ 2014
監督: クリント・イーストウッド
出演: ジョン・ロイド・ヤング, エリック・バーゲン, マイケル・ロメンダ, ビンセント・ピアッツァ, クリストファー・ウォーケン, マイク・ドイル
クリント・イーストウッドが得意とする音楽に関する映画である。これもまた、客観的な視点に立りしっかりとした脚本があり、いい映画に仕上がっている。
この映画は、2005年ラホヤ・プレイハウスで初演されたデス・マカナフ演出による、フォー・シーズンズの経歴を基にしたミュージカルである。このミュージカルは好評を受けブロードウェイに進出後、トニー賞各部門を受賞した。オリジナル・キャストには映画にも出演しているフランキー・ヴァリ役にジョン・ロイド・ヤングが配役されたいた。フォー・シーズンズの経歴が2幕4場で描かれ、各場違うメンバーがナレーションを担当し、それぞれの視点から語る。
1960年に、フランキー・ヴァリがリード・ヴォーカル、元ロイヤル・ティーンズのボブ・ゴーディオがキーボード奏者およびテナー・ヴォーカル、トミー・デヴィートがリード・ギターおよびバリトン・ヴォーカル、ニック・マッシがベース・ギターおよびバス・ヴォーカルを担当していたフォー・ラヴァーズがフォー・シーズンズと名を変えた。
1962年シェリーがヒット。1965年9月、ニック・マッシがフォー・シーズンズを脱退した。1970年４月にデヴィートが脱退。映画では少しこのだった順が違う。
この映画には誰もがどこかで聞いた曲がちりばめられていて懐かしく、そして楽しい思いにさせてくれる。そしていつものバンドの終わりには、最後はちょっぴり寂しい気持ち人させる。
Sherryは必ずどこかで聞いた曲である。でもこれはアメリカの懐メロによく出てくる曲か。
Short Shortsは、ロイヤル・ティーンズ時代ののボブ・ゴーディオが作曲に携わっている。タモリ倶楽部でいつも流れている。
Bye Bye Baby どこかで聞いたことがある。どこかの曲になっている。
1975年にベイ・シティ・ローラーズのカバー・バージョンが、全英1位を6週連続で獲得する大ヒットとなった。なるほどこれで聞いたことがある。郷ひろみもカバーしている。
Can't Take My Eyes Off Youは、ディスコ時代の幕開け的な曲である。ディスコに行った人は誰でも知っている曲だ。1982年にはボーイズ・タウン・ギャング（Boys Town Gang）がディスコ調にアレンジし、日本やイギリスなどで大ヒットした。僕がしっているのもこっちだろう。
Greaseもフランキー・ヴァリの曲とは知らなかった。
トミー・デヴィートの役のビンセント・ピアッツァがカッコよく魅力ある青年を演じてる。 ジョン・ロイド・ヤングはこのミュージカルのオリジナルキャストであるから歌はやっぱりうまい。テレビドラマのグリーにも出ている。僕はもう少し低めの声のが好きなんだが。
テレビに映った映像にローハイドに出演していたクリント・イーストウッドが見える。
クリストファー・ウォーケンはやっぱりいい味を出している。
映画の中に出た曲。
December 1963 (Oh What a Night)
My Mother's Eyes
Silhouettes
You're The Apple of My Eye
I Can't Give You Anything But Love
Earth Angel
Blues All Night
Sunday Kind of Love
Italy's Waltz
Accordion to Me
Short Shorts
Dalton
I'm In The Mood For Love
Cry For Me
Trumpet Jazz Swing
An Angel Cried
Moanin'
I Still Care
Trance
If You Don't Think I'm Leaving
"Prelude from Rawhide'
No Mona Lisa
Big Girls Don't Cry
Walk Like a Man
My Boyfriend's Back
My Eyes Adored You
Dawn (Go Away)
Stay (Remastered LP Version)
Opus 17 (Don't You Worry 'bout Me)
Bye Bye Baby (Baby Goodbye)
Can't Take My Eyes Off You
December 1963 (Oh, What A Night)
Who Loves You
Sherry
Rag Doll
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