The Following ザ・フォロイング <ファースト・シーズン>

  • 投稿日:
  • 更新日:
  • by
  • カテゴリ:

The Following ザ・フォロイング <ファースト・シーズン>

出演: ケヴィン・ベーコン, ジェームズ・ピュアフォイ, ナタリー・ジー, アニー・パリッセ, ショーン・アシュモア、ヴァロリー・カリー、ニコ・トルトレッラ

Followingには追跡の意味もあるが、確かに信奉者(フォロワー)の意味もかけた題名だろう。

元FBI捜査官ライアン・ハーディはかつて逮捕したシリアルキラーのジョー・キャロルの信奉者たちが犯罪を犯したため、呼び戻される。
しかしジョー・キャロルは、信奉者の手を借りて脱獄に成功。息子ジョーイを誘拐し、ライアンが愛した元妻のクレアを手に入れる。

主人公のライアン・ハーディ(ケヴィン・ベーコン)やシリアルキラーのジョー・キャロル(ジェームズ・ピュアフォイ)よりも、エマ・ヒル (ヴァロリー・カリー)、ジェイコブ・ウェルズ (ニコ・トルトレッラ)の方が個性的で将来性がありそうだ。

最初はアラン・ポーに対するゴシックサスペンスの様相だったが次第に普通の殺人カルト集団の話に変わってしまった。その展開があまりにつまらないし、説明的なので次第に退屈してしまう。徐々にジョー・キャロルのヒューマンな弱さが出て来て、これではサイコ的ではなく、ただ浮気された男が嫉妬に狂ってやった犯行ということになってしまった。まだまだ次のシーズンがありそうな終わり方であるあるが1シーズンで満足。これ以上は面白くならないだろう。


このドラマはどこか、ビューティ・キラーを彷彿とさせる。設定がかなり似ている。サイコ的な殺人鬼であり、多くの信奉者がいて、彼のためなら死をいとわないところなど。彼を追うライアン・ハーディが、連続殺人鬼キャロルを逮捕する際に刺され、心臓に深刻な傷を負ったことでFBIを退職していたことなど、グレチェンとアーチの関係に似ている。どこが違うかと言えば、今回のシリアルキラーが男であり、関係をもったのが、シリアルキラーの元妻というところ。

http://multimedinfo.sakura.ne.jp/ts_winebar/dreaming_on_clouds/2011/04/heartsickchelsea-cain-1.html

<エピソード:全15話>
#1 洗脳殺人鬼の計画 "Pilot"
#2 血の第2章 "Chapter Two"
#3 ポーの仮面 "THE POET'S FIRE"
#4 狂える愛 "MAD LOVE"
#5 包囲網 "THE SIEGE"
#6 招かれた訪問者 "THE FALL"
#7 檻を開ける鍵 "LET ME GO"
#8 漆黒なる快感 "WELCOME HOME"
#9 愛の鋭利 "LOVE HURTS"
#10 死の大渦 "GUILT"
#11 鞭と悔恨 "WHIPS AND REGRET"
#12 忌まわしい落下 "THE CURSE"
#13 崩壊の影 "HAVENPORT"
#14 早すぎた埋葬 "THE END IS NEAR"
#15 灯台 "THE FINAL CHAPTER"

My Rating(評価): 12/20
アクセス数:108