Side Effects サイド・エフェクト 2013

  • 投稿日:
  • 更新日:
  • by
  • カテゴリ:

Side Effects サイド・エフェクト 2013

監督: スティーヴン・ソダーバーグ
出演: ジュード・ロウ, ルーニー・マーラ, キャサリン・ゼタ=ジョーンズ, チャニング・テイタム

サイド・エフェクトは薬の副作用の意味。
映画の展開は非常に面白いが、途中でおおよそをは予想できてしまう。
最初の展開に驚きがあったので、そのまま驚きの連続のほうが面白かったかも。途中から、何にしても精神科医は頭がいいんだと思い始めた。

精神科医バンクスを演じてるのは、ジュード・ロウである。彼の演技はしかっりとして安心感を与える。
エミリー役のルーニー・マーラは、ハリウッド版ドラゴンタツゥーの女のリスベスを演じてる。
シーベル医師を演じるキャサリン・ゼタ=ジョーンズは、最初から怪しさを漂わせているのでサスペンスにはむかないかな。それとも観客をそう思わせておいて、引っ掛けるくらいでないとサスペンスの配役として向かないんじゃないかな。

アメリカならだれもが飲む抗うつ薬の副作用の話。SSRI(Selective Serotonin Reuptake Inhibitors)という言葉が映画のなかでも出てくるが、選択的セロトニン再取り込み阻害薬である。今までの三環系抗うつ薬よりも副作用が少ないとされるがそれでも、数多くの副作用の報告がある。
これを取り合げた映画である。医師と薬品会社の関係が赤裸々に描かれている。5分だけ薬の話をすれば、食事代はただとか、薬の研究おそらく市販後調査に携われば5万ドルがもらえるとか。
もう一つは、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが演じるシーベル医師の画策はかなり用意周到である。おそらくシーベル医師は、この殺人計画を入念に計画して、Ablixa(架空の抗うつ薬)による幻覚症状や夢遊病の症状を捏造して論文にしておいたのである。

My Rating(評価): 13/20
アクセス数:11