18 COMIDAS 朝食、昼食、そして夕食 2010
監督: ホルヘ・コイラ
出演: ルイス・トサル, セルヒオ・ペリス=メンチェタ, ペドロ・アロンソ, クリスティナ・ブロンド
スペイン映画
題名の18 COMIDASは、18の食事、料理という意味。
町はサンティアゴ・デ・コンポステーラ。この町はエルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地のひとつでもあり、世界遺産に登録されている。巡礼路の終着地である。
グランドホテル方式でいろいろな人々の朝食、昼食、夕食を描く。さすが食事を大事にする文化がよくわかる。その食事の中にいろいろな人生劇がある。これほど多くの男性が食事の支度に夢中になっているのに驚いた。
スペインではほとんどの人が赤ワインを飲んでいるように見える。白ワインは老夫婦が飲んでいた。街角にたたずむストリート・ミュージシャン、エドゥがギターを弾きながら歌っている。彼もストーリーもまた興味深い。ドゥの昔の恋人ソルは、今の夫とうまく行っていない。それで昔の恋人をランチに招待する。何方かと言えば、スペインの男たちの話だが、食事を楽しむ文化であることをしみじみと伝わる映画である。
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