The Odd Life of Timothy Green ティモシーの小さな奇跡 2012

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The Odd Life of Timothy Green ティモシーの小さな奇跡 2012

監督: ピーター・ヘッジズ
出演: ジェニファー・ガーナー, ジョエル・エドガートン, CJ・アダムス, ダイアン・ウィースト, デイヴィッド・モース

ディズニーらしい心からほのぼのとする映画。こういう映画は家族で見るのにうってつけだ。

鉛筆工場で働く、ジム・グリーンと妻のシンディはずっと子供が授からないので病院を受診。こどもが授かる望みをがないことを告げられてがっかりする。その夜ワインを飲みながら、自分達に子供がいたら、どんな子供が理想で、どんなことが起きて欲しいのか書いた紙をボックスに入れて庭に埋めた。その嵐の真夜中に、ひとりの泥だらけの少年が現れる。自分はティモシーだと名乗る。二人は非常に喜び自分たちの願いが叶ったと思う。しかしティモシーの足には緑の葉っぱがたくさん生えていた。
ジムとシンディは親戚や村の人々に紹介するのだが、次第にティモシーが、彼らの望んだことをするたびに彼の足に付いていた葉っぱがひとうひとつ落ちて行く。そして最後が近いことを二人に告げるのである。

アメリカの両親が何を子供に望んでいるのかが楽しく理解できる。
運動を教えて、できるようになる。 サッカーでは、間違って味方にゴールしたが、キックは素晴らしかった。ジムは残念がったが喜びもあった。 
芸術の才能がある。ティモシーは、デッサンがうまく、博物館の女性館長の似顔絵が非常にうまかった。シンディは館長に伸びていたあごひげまで描いてしまったティモシーをしかるわけにはいかなかった。嘘はついては行けないのだから。そのため自分も正直に所長に話をしてクビになってしまう。
自分の息子に親しい女の子ジョニが出来きたらまたやきもきするが、二人の仲の良さや、二人の作り上げた世界が素晴らしいことに喜びを感じた。
鉛筆工場の危機に、新しいものを作った、それは葉っぱの鉛筆だった。
またティモシーは、シンディの育ての親のバブル叔父さんとも仲がよく、気難しいジムの父とも仲良くした。
すべたがまったくうまく行ったわけではないが、確実にひとつひとうジムとシンディの望みがかなっていく。

本当にジムとシンディが子供が欲しいことが実感できる映画である。だから子供を養子に持ちたいと訴える気持ちがインタビュアーや我々の共感を得る。
彼らが何のインタビューを受けているのかは、次第にわかってくる。でもティモシーが戻ってくるのかと実は最後は思ってしまった。

ティモシーとジョニが作った落ち葉で作ったモニュメント?家が奇麗だった。
落ち葉が奇麗だった。葉っぱが次第に赤く染まってくる時期に見るといいかも。

ジム・グリーンの父にはあまりよいイメージで描かれていない。しかしシンディのUncle Bubblesは、非常に良いイメージで描かれている。これも実の親だけが良いのでなくて実際は愛情溢れる人に育てられるのがよいということのなのだろうか。

ジョニは、どんな女の子なんだろう。すこしティモシーの世界に近いかもしれない。魅力的な子である。

棚の奥に置いてあった赤ワイン エチケットはみえたのだが、どのワインか判明しない。シャトーとは書いてあったと思ったのだが。
カリフォルニア Chateau Montelena モンテリーナか?

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