Salmon Fishing in the Yemen 砂漠でサーモン・フィッシング 2011
監督: ラッセ・ハルストレム
出演: ユアン・マクレガー, エミリー・ブラント, クリスティン・スコット・トーマス, アマール・ワケド, トム・マイソン
ストーリーの流れとして、イエメンでサーモン・フィッシングをするというとんでもない計画を実行することは、一つの夢物語みたいなもの。
この計画を水産学者のフレッドと投資会社のハリエットが協力して進めるのだが、僕が期待するような、計画の困難さを克服して行く過程はないし、二人が次第に好きになって行く過程で、フレッドの妻や、ハリエットの恋人との関係も最初からできすぎている。なんとなくこんな風になっていくのは当然のような話なのだ。そこにあまり盛り上がりは感じない。
どちらかというと、映画の中にちりばめられたイギリスの上品なユーモアを楽しむ映画だろう。イギリス人のつり好き、フレッドの上司、英国の広報官、やったこともないフライフィッシングをする政治家など
二人がランチをするところででてくるシャンパンは、モエ・エ・シャンドン。ランチしては、ボトルで頼んでいる。ちょっと不思議。ハリエットが中国人と交渉して久しぶりに中国語をしゃべったお祝いにシャンパンを開けた。フレッドは、ええ！。アルコールは週末にしか飲まないし、シャンパンを昼間から飲むのと驚いている。確かにイギリスでもシャンパンを昼間から普通の日に開けるのはあまりないだろうな。
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