監督: エリック・ワーセンバーグ
出演: トラヴィス・ヴァン・ウィンクル, トリシア・ヘルファー, エリック・ロバーツ, ジョン・ブレガー, マーセア・モンロー
最近シチュエーション・サスペンスまたは、シチュエーション・ホラーというジャンルができているのに気がついた。密室で繰り広げられる恐怖ドラマを映画化したものだ。代表はキューブだろう
確かにこの映画も新薬の治験のため隔離された病棟で2週間すごすという設定。宣伝文句のようにシチュエーション・サスペンスだ。
低予算の映画にしては、脚本がしっかりしているので最後までちゃんと見させる。
新しい抗ヒスタミン剤の治験と宣伝して集められた10人の被験者。実際は再生能力を極端に引き上げる薬を開発していた。お笑いは、 Disgusting!! ディスガスティング!!(気持ち悪い)といつもならアメリカ人が叫ぶようなことに麻痺することだ。これによって本当にディスガスティング(グロテスク)と言いたくなる映像がふんだんに出てくる。副作用はそれだけでなかった。凶暴性が強くなり、その薬に対する依存性もある。
終盤はそれほど驚くような内容ではないが、最後にすこし第二作を作る予感をさせる終わり方である。
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