The legend of 1900 1988 海の上のピアニスト

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原作: アレッサンドロ バリッコ
監督: ジュゼッペ・トルナトーレ
出演: ティム・ロス, プルイット・テイラー・ヴィンス, メラニー・ティエリー

主人公の名前は、愉快な程長い。Danny Boodmann T.D. Lemon Nineteen Hundred '1900'。
Jelly Roll Mortonとのピアノの演奏の戦いは、面白い。でも芸術は優劣ではないんだけど。ここででてくるタバコの使い方がいい。でもピアノ線がタバコの火がつく程燃えるようになるとは思えないが。
ナインティーンハンドレッドを演じたティム・ロも渋くていい。ピアノの演奏も堂に入っている。スメラニー・ティエリー は、フランスの女優で1900が一目惚れする程、横顔が本当に美しい
一人のピアニストの人生を描いているが、確かに数奇な人生であるが、 船の中でしか生きられないのは悲しい。自分の世界の壁を破ってこそ人生なのに、きっと船の中で旅する人の多くがそうだったのに、どうしてそうした生き方が学べなかったのかと思ってしまう。最終的には、僕は映画的、音楽的な完成度はすごいが、残念ながらストーリには共感できない。
ジュゼッペ・トルナトーレとエンニオ・モリコーネのコンピは、有名な映画は、
ニュー・シネマ・パラダイス (1988)や、この後のシチリア!シチリア! (2009)に続く。マカロニウエスタンの音楽から始まり、本当に息が長い作曲家だ。 1928年生まれだから、もう80歳は超えているのに。

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