Daimajin ikaru 1966 大魔神怒る

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監督: 三隅研次
出演: 本郷功次郎, 藤村志保, 丸井太郎, 内田朝雄, 橋本力

前回とまた違う場所で、埴輪のような銅像が湖の島に祀ってある。設定はまた戦国時代だ。俳優も監督も違うが、やっぱり子供も重要な役割を持っている。監督は、座頭一、眠り狂四郎、子連れ狼の三隅研次だからすごい。
鐘の音が印象的である。映画の最初と最後に、大魔神の祀ってあった神島の鐘が鳴るのである。
今回は、なんかキリスト教的な影響が随所に見れる。十字架のはりつけ、湖の水が二つに割れるところは、モーゼの十戒である。女性の涙に弱く、それによって動くところは、ややキングコング的でもある。
暗闇で目が光るはすごい。やっぱりあの頃は本当に怖かった。湖が割れて大魔神が歩くシーンは、十戒ができたが、1956だったが、日本映画もこれくらいの特撮ができるようになったと10年後にやってみたと言う感じか。

今回連続して2作を見てみると前作との共通点があるのに気づいた。
1.大魔神の像に危害を加える。
2.女性の涙に弱い
3.悪役がやれる時は、目には目をという手法を使っている。
4. 最後に大魔神が霧のように消えること

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