監督: 森一生
出演: 二宮秀樹, 北林谷栄, 名和宏, 安部徹
子供が中心の映画。第一話でも出ていた子役の二宮秀樹が主人公である。どうしてもこの声を聞いているマグマ大使のガムになってしまう。これは子供の頃に受けた記憶が強くすぎる性だろうか。
４人の子供が父達が連れ去られた地獄谷に、向かう。そこへ行くには、魔人の山を超えなければいけない。子供達(つるきち、きんた、だいさく、すぎぼう)が困難を乗り越えて行くところは、一番ユーモラスで楽しい場面が多かった。しかしきんたが亡くなってしまうことが、淡々と描かれているところが、話の盛り上がりにかけている。
悪役の残虐性が十分に描かれておらず、大魔神の出現のタイミングも早すぎている気がする。そしてその後の暴れ方も長くて、大魔神の恐ろしさのほうが際立ってしまっているのは残念。
今回は美しい女性が主人公でない。また悪者は、大魔神の像に危害を加えるわけではない。ただ、大魔神の使いである鷹が殺されたけど。しかし後の二つ、悪役が殺される時は、目には目をの手法。大魔神が霧のように（今回は吹雪）消えることは、同じ。
My Rating(評価): 12/20
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