Kingsman: The Golden Circle キングスマン: ゴールデン・サークル 2017

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Kingsman: The Golden Circle キングスマン: ゴールデン・サークル

Kingsman: The Golden Circle キングスマン: ゴールデン・サークル 2017

エグジーが今回は主人公。ハリーは前回死んでいる。あれ、生きていた。そうなんだ。
今回は最初に大きな展開がやってくる。キングスマンの本部が攻撃され破壊されてしまう。
今回の敵役のポピーにジュリアン・ムーアがでていて、彼女もそれなりにコメディになっている。

アメリカ版のキングスマンは、ステイツマンか。なるほどユナイテッドステイツのステイツか。それもカウボーイのような。
ハリーの復活はそれなりとして幻覚はなんだか面白いような面白くないような。
マーリンが死ぬところはコメディのような、なんだか不発。

ポピーは麻薬に仕込毒物をみ、麻薬中毒患者が死んでしまう脅迫をしたのだが、エグジーの彼女、ズエーデンの王女のティルダもその罠にかかってしまうのは受ける。
最終的にアクションも中途半端、ストーリーの展開も中途半端、コメディも中途半端。ちょっといいのは、
エルトン・ジョンが本人役で誘拐されていること。ここは笑いがいっぱいある。エルトン・ジョンが本当にコメディにでいているという感じ。こんなことするんだ。
エグジーの婚約者が、スェーデン王女のティルダなのは面白いし、麻薬の毒によって固まってしまうのは落ち的にはいいだが。
麻薬密売組織ゴールデン・サークルの女ボス・ポピー役としてジュリアン・ムーアがいい味を出している。

コメディタッチなのによく人が死ぬ。なんだが、スパイ映画とコメディの流れがあっていない、空振りである。
ゴールデン・サークルによって誘拐されたのがエルトン・ジョンという設定はそれなりに面白いが、これは、映画づくりの力ではなく、エルトン・ジョンの力。
これは制作スタッフの手抜きである。こういう姿勢だといい映画は作れない見本みたいなところがある。

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