STEINS;GATE シュタインズ・ゲート TVシリーズ2011

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STEINS;GATE シュタインズ・ゲート TVシリーズSTEINS;GATE シュタインズ・ゲート 2011

監督: 佐藤卓哉, 浜崎博嗣
原作: 5pb./Nitroplus
声の出演: 宮野真守, 今井麻美, 花澤香菜, 関智一, 田村ゆかり
アニメーション制作: WHITE FOX

Xbox 360用ゲームソフトのストーリーに沿った内容で映像化されている。結末はたくさん用意されているようであるが、アニメは最後まで辿りつく話である。これはゲームらしい作りがなされている。つまりゲームによって繰り返される別のストーリーができることだ。これは、当然過去に戻り失敗を繰り返して、正解にたどりつくまでである。
これは、タイムトラベル+バタフライエフェクトの内容になる。これは、わいい女の子のキャラはいっぱい登場するので、ゲームをプレイする人が、誰を選ぶかによってエンディングが変わるようになっているんだろう。

またタイムトラベルの方法がたくさん作られていいてそれも楽しめる。実際のタイムマシンだけでなく、メッセージを過去に送る(電話レンジ:携帯メールを過去へ送る)、自分の記憶が過去に戻る(タイムリープマシン: 人の記憶を過去の自分に届ける
)。こうした手法で今までにいっぱいタイムトラベルの話が作られている。もう一つは、最初のタイトル通り始まりと終わりのプロローグである。最初の出来事が出来事の始まりであり、そこに辿り着かなければ物語の真相がつかめないのである。岡部はタイムリープを繰り返しながら、ラジ館で起きた事件の真相を知る。

最初はうざくて、軽薄な岡部倫太郎が、タイムリープを繰り返すことに暗くなっていくのがいい。この内容は当然、映画ドニーダルコ、バタフライエフエクと同じである。しかし最後は違う展開になっている。
展開的にはバックツゥーザフューチャと、バタフライエフェクトを足したような展開である。次第に、岡部のわけのわからない軽薄な喋りが懐かしくなるのが不思議。
椎名まゆりと結ばれてエンディングするのか、牧瀬紅莉栖と結ばれてエンディングするのかは難しい決断であるが、牧瀬と結ばれるには救わないとまゆりをできないストーリーにゲームではなっているのだろうか?
SERNとはなんだったのかわからないのがちょっと残念。

電話レンジ: 携帯メールを過去へ送るタイムマシン
タイムリープマシン: 人の記憶を過去の自分に届ける
タイムマシン:機械ごと人間ごと過去や未来に運べる。
バタフライ効果によって並行世界(世界線の移動、α世界線、β世界線、シュタインズ・ゲート)ができる。

Netflixの私立探偵ダーク・ジェントリーもこの話に近いが、あちらは、人間を転送する装置だ。

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