東のエデン TVシリーズ、東のエデン 劇場版I The King of Eden、東のエデン 劇場版II Paradise Lost 2009-2010
原作・監督: 神山健治
声の出演: 木村良平, 早見沙織, 江口拓也, 川原元幸, 齋藤彩夏
キャラクター原案: 羽海野チカ、
アニメーション制作: Production I.G
東のエデンは、このアニメでは昔の映画の話題がたくさん出てくるが、エデンの東を逆さまにした題名だろう。
このアニメは、100億円で、日本を救う方法があるか？であるし、ニートの問題、日本の将来がテーマである。
ただ攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXとの関連もありそうで政治的な陰謀、テロリスト的なものも扱っているし、事件の命名の仕方が、攻殻機動隊に似ている。
大学の卒業旅行でワシントンD.C.を訪れた森美 咲は、はだかの滝沢朗に助けられる。
滝沢朗は記憶を失っていたが、持っていた奇妙な携帯電話から滝沢朗が82億を持っていてその額の範囲内なら自由に使えることがわかった。
そして次第に滝沢朗が日本を騒がした迂闊な月曜日、二万人ニート失踪事件に深く関わっていることがわかる。
劇場版I The King of Eden、東のエデン 劇場版II Paradise Lost、TVシリーズの続きで二つで物語が完結する。
メリーゴーランドの話はラブストーリーとしてよかった。
物部大樹 セレソンNo.1
辻仁太郎 セレソンNo.2
北林とし子 セレソンNO.3
近藤 勇誠 セレソンNO.4
火浦 元 セレソンNO.5
直元大志 セレソンNO.6
滝沢 朗 セレソンNO.９
結城 亮 セレソンNO.10
白鳥・Ｄ・黒羽 セレソンNO.11
亜東才蔵 セレソンNO.1２？
滝沢朗のキャラクターは何か、現代的でなくて、昔の漫画に出てくるようなヒーローであるが、すこし懐かしく思いながら見ていた。
設定は途方もない話から始まるのだが、次第にリアリティが出てきて展開が面白い。ただ記憶喪失はこのストーリィのキィでもあるんだが、ちょっとうまく使われすぎな印象もある。
このアニメの面白いところは、やっぱりニート問題、これからの日本の将来について直球で問題定義をしているところだろう。
森美 咲と滝沢朗のラブストーリーとしてもうまく作られていて見所は多い。東のエデンの仲間たちのキャラもうまく作られていている。
亜東才蔵は、結局善人なのか、それとも真っ黒な悪人なのかどちらかアニメでははっきりさせていない。
滝沢朗のような英雄も、Mr.OUTSIDE（亜東才蔵）のような篤志家（）も空想上のものであるが、このアニメを見て若者が日本の将来に対して何ができるかを考える機会になるなら良いアニメである。
映画の話題といえば、そのままの題名で出るさらば青春の光や咲の義兄の良介が好きなコールドブルーは、グランブルーをもじっているだろう。
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