Coherence ランダム 存在の確率 2013

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Coherence ランダム 存在の確率 2013

監督: ジェームズ・ウォード・バーキット
出演: エミリー・バルドーニ, モーリー・スターリング, ニコラス・ブレンドン, エリザベス・グレイセン, ローレン・マハー

SFシチュエーションスリラーである。彗星が近づくと、パラレルワールドのドアが開くということだが。
この映画の評価は最後の展開が面白いと感じるか、ありきたりかと感じるかで変わるだろう。
家の中にいるメンバーがどこの世界からやってきたかわからなくなってしまう。次第に他のパラレルワールドの人間を敵対視するのだが。
しかしお互いの世界に戻るのが一番良いのは当たり前なのであるが、もう少し別の世界に行った方がいいという強いシチュエーションが欲しい。幸せそうだとか、仲が良さそうだとかでなく。

最後の展開は面白いんだが、エムがどうして最後にあの様な行動に出た動機が強く伝わらない。中途半端な動機と、中途半端な最後である。もっと最後はひねれたはずなのに。

確かにランダムな数には意味があるのだが、これは本当に後半になってわかる。原題のCoherenceの意味は、一貫性であるが、グループの団結や、互いに干渉できる波動の性質の意味もある。こちらの方が映画の主題に当然あっているのだが。

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