Frankenstein Must Be Destroyed フランケンシュタイン 恐怖の生体実験 1969

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Frankenstein Must Be Destroyed フランケンシュタイン 恐怖の生体実験 1969

監督: テレンス・フィッシャー
出演: ピーター・カッシング, ベロニカ・カールソン

まさにフランケンシュタイン男爵は悪の化身である。人は殺すし、女も犯す。なにか今まで想像していたイメージとはまったく違う。
ハマー・プロ・フィルムのフランケンシュタインは、新しく人体を復活させることよりも脳移植によって新しい体を得ることに、興味の中心があるようだ。
確かに犯罪者たちが集まって、精神病院に入って人を誘拐したり、死体を隠したりとサスペンスとしてはそれなりに面白い。
最後の結末は、クラシカルなフランケンシュタインの顛末に近い。ただ想像したフランケンシュタインとはやっぱり違うかな

今回はレイプシーンがあるんだが、これは最後にプロデューサーの意向で付け足されたものだ。

テレンス・フィッシャー監督したフランケンシュタインシリーズの中でも最後から一つ前の作品である。 子供の頃に、少年漫画に特集が組まれたホラー映画の多くがこのテレンス・フィッシャー監督のフランケンシュタインと吸血鬼ドラキュラだったのが懐かしい。ただ、自分の年齢を考えると、作品が作られた時期から日本に紹介されるまでにはかなり時間がかったような気がする。ピーター・カッシングはこのシーンを嫌っていた。

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