dreaming on clouds

Born of War MIA-ミア 2013

監督: ヴィッキー・ジューソン
出演: ソフィア・ブラック=デリア, ジェームズ・フレイン, リディア・レオナルド, フィリップ・アルディッティ, ジョーイ・アンサー

この話はストーリーの意味が深く、中東とイギリスの国際問題を扱っている。当然暗殺者の誕生というキャッチフレーズは間違い。ちゃんと映画を見ればわかる。

ストーリーは複雑で一転、二転して面白い。MI6の陰謀もはっきりしてくる。しかし脚本がまた２流だろう。サスペンス、緊張感が出ると予想されるシーンがずべて削られている。ミアとサイモンのつながりはもっと詳しく描かないとわからないだろう。原作は良いのにそれをうまく映画できなかったスタッフの問題だ。

メイクが無惨。ミアや火傷を負った敵のメイクは素人がしているかと思ってしまう。あまりにも２流映画のそれで、見てすぐにわかるメイク。これは、大昔の日本のお岩さんよりもひどい。

最後の展開は絶対にきられている。どうしてイギリスまでジェットで飛べたのかが描かれていない。最後にミアは、オリヴィアを助けて、重傷を負ったサイモンをイギリスに運ばせてたと思うんだが、そのシーンがでていこない。

主演のソフィア・ブラック=デリアは、中東系の顔立ちをしているが、母はロシア系ユダヤ人の家系で、父はイタリア系でアメリカ、ニュージャージー州で育った。テレビシリーズのスキンズやゴシップガールに主演している。

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