Zero Dark Thirty ゼロ・ダーク・サーティ 2012
監督: キャスリン・ビグロー
出演: ジェシカ・チャステイン, ジェイソン・クラーク, ジョエル・エドガートン, ジェニファー・イーリー, マーク・ストロング
第85回アカデミー賞 アカデミー音響編集賞
最後のシーンはなんか日本の赤穂浪士の討ち入りを思い出してしまう。最終的にあのようにビンラディンが殺されたかは疑いがある。やっぱり赤穂浪士のように殺す前にビンラディンかどうか確認している可能性がある。何にしてもそれは闇のなかである。
ハート・ロッカーの監督キャスリン・ビグローがこの作品の監督、脚本を手掛けている。映画に素晴らしいリアリティを持たせている。さすがである。
主演のジェシカ・チャステインの演技は光る。実際のCIAのメンバーに思えてしまうほどである。ストーリーの展開もリアリティを持たせていて本当によい。これも脚本を監督が手掛けているからだろう。闇に包まれていたビンラディンの探索の過程は興味深い。映画の最後のシーンは使い古されたものでがっかりしたが。
イラクの兵器問題に対して大きなへまをしたCIAの面目挽回であるこの作戦を、CIA が協力しているのは宣伝も入っているが、真実を上手く隠す手助けをしている気もしてしまう。
My Rating(評価): 14/20
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