Sinister フッテージ 2012

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Sinister フッテージ 2012

監督: スコット・デリクソン
脚本: スコット・デリクソン
出演: イーサン・ホーク, ヴィンセント・ドノフリオ, ジュリエット・ライランス

ノンフィクション作家のエリソン(イーサン・ホーク)は、一度ヒットした作品があったがその後鳴かず飛ばずだった。今回は、一家首吊り殺人事件が起きた家に、この事件を書くために、妻と2人の子供を連れて引越してきた。"この出だしは、確かにスティーブン・キング原作のシャイニングにそっくりである。しかしこの後の展開は違ってくる。"
屋根裏部屋においてあった、8mmフィルムをエリソンは発見する。ここの当たりはリングに近くなって行く。そこには恐ろしい一家首つりの事件が収められていたのだが、それ以外にもい以前に一家が殺された事件のいくつかのフィルムもあった。

首つりのシーンにリアルさがない。つられている人の足の動きがあまりにも遊んでいるようである。そこは怖くないのだが。全体の家の雰囲気は本当に怖く撮影されている。ただ、子供の幽霊が出てくるようになると、この映画の最後の展開はほとんどストーリーが読めてしまった。リングを見てこの作品の着想を得たようだから、僕たちがわかってしまうのは仕方ないか。この映画は謎解きをすればするほど怖くなくなって行く。最後が怖くなくては、ホラー映画としてはだめかな。Bughuul というのブギーマンがもっと活躍した方がよかったかも。

イーサン・ホークは、こうしたホラー映画にもあう。彼らのポーカーファイスが素晴らしく、恐怖を盛り上げてくれる。

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