Oblivion オブリビオン 2013

  • 投稿日:
  • 更新日:
  • by
  • カテゴリ:

Oblivion オブリビオン 2013

監督: ジョセフ・コシンスキー
原作: ジョセフ・コシンスキー, アルヴィド・ネルソン
出演: トム・クルーズ, モーガン・フリーマン, オルガ・キュレンコ, アンドレア・ライズブロー, ニコライ・コスター=ワルドー

舞台は2077年である。60年まえに異星人スカヴとの戦争に勝利し、荒廃した地球を監視する仕事をしている。ほとんど地球人は火星のタイタンに移住した。
高い塔にあるジャック・ハーパーとヴィクトリアの居住区は、高額所得者の、ハリウッドの高級住宅街みたいである。そして生き残った人間のすみかは、瓦礫と化したニューヨクである。まさにスラムみたいである。そしてヴィクトリアは、その高級住宅街に住む典型的な金髪美人である。

なぜ生き残った人間のマルコム・ビーチはジャック・ハーパーが普通と違うとなぜ思ったんだろうか。やっぱりそれは、ジャックの妻のジュリア・ルサコーヴァとの出会いだろう。それによって異星人スカヴの作り出した調和が崩れ始めたと考えるのだが。最後の展開はなるほどアメリカ的である。

なにか夢の中の世界みたいだ。自分だけが中心である。それも記憶を失って。
なぜか自分が壊して自分が助ける世界である。まるで子供のおとぎ話である。アクション、SF、CGは問題なく楽しめるんだが、最終的にこの映画の印象なだが。

映画に出てくる絵画は、アメリカを代表する画家アンドリュー・ワイエスの有名なクリスティーナの世界の絵である。この絵はMOMAに所蔵されているのだ。

My Rating(評価): 13/20
アクセス数:9