dreaming on clouds

Cloud Atlas クラウド アトラス 2012

監督: ウォシャウスキー姉弟
原作: デイヴィッド・ミッチェル
出演: トム・ハンクス, ハル・ベリー, キ―ス・デイヴィッド, ジェームズ・ダーシー, ジョウ・シュン

過去から未来までストーリーが同時に進行する壮大な映画。この映画は途中までストーリーを追うのが本当に辛い。あまりに意味不明な出来事が各時代で起こり、それをつなげて考えることが出来ないからだ。
原作は、デイヴィッド・ミッチェルのクラウド・アトラスである。
トム・ハンクスとハル・ベリーがいろんな時代で別の人物として出てくる。トム・ハンクスの役柄は多くは悪人である。最後に星々を見ながら孫達に囲まれる老人に到達するのだが。
合計６話の物語が同時に進んで行く。そこで多くの出演者が繰り返して出てくる。誰がどこに出ているかを当てるのがこの映画の楽しみのような気もする。
彗星型の痣は何を意味するのかは映画ではわからない。

ファブリカントのソンミの話はどこに続くんだろうか、確かに崩壊した地球の悪魔の山に遺跡が残っていたのだが、これが次にどこに続くかは、映画の中では明かされていない。

僕にはこの物語も最初は短編集だったのを、改変して大きな長編にした可能性があるんじゃないかと思うんだけど。レイ・ブラッドベリの出世作の火星年代記がそうだったように。そう意味で、全体の流れの中に物語の意味を見つけるのは大変なように思う。それにしても最後まで意味不明な部分も多くて解り難い映画だった。

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