BATON 2009

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監督: 北村龍平
出演: 市原隼人, 上戸 彩, 大杉 漣, ケイン・コスギ


横浜港開港150周年記念「開国博+Y150」にて期間上映だった。デジタルロトスコープを使って、実写をアニメーションのようにデジタル処理する映画だった。
Episode 1:「密航者」
Episode 2:「アポロとミカル」
Episode 3:「サイファ」

Episode 1 これは香港か韓国で作った出来の悪いアニメかと思った。やっとすこしずつこれがデジタルロトスコープをつかった映画であるのがわかり、次第に誰がでているのかわかるようになってきた。Episode 3で今までのストーリーの全体像がわかった。
最初は主にケイン・コスギ、第2作は市原隼人、大杉 漣そして第三作は二人に加えて藤原竜也が目立つ。最後にやっと上戸 彩の顔が見える。
内容もオリジナリティがあって面白い。もう少し最初と最後を付け足すとまとまった映画になったのにすこし残念である。

デジタルロトスコープといえばキアヌ・リーブスが出演していたA Scanner Darkly 2006 スキャナー・ダークリーを思い出す。あちらのほうがもっと込み入っていたが。今回は実写をアニメ化するのに力を入れている。A Scanner Darklyは実写をすこしアニメ化した手法だった。

デジタルロトスコープは、3DCGソフトや映像ソフトなどに含まれるている、映像の輪郭を決定してアニメのようなラインを映像に加える処理である。これによってリアルな映像がアニメのように描かれるようになる。最近では3DCGでリアルに作ったものをアニメに変換することが主流である。
この映画もその流れのなかで大胆に作られている。

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