監督: ルパート・サンダーズ
出演: クリステン・スチュワート, シャーリーズ・セロン, クリス・ヘムズワーズ, サム・クラフリン
邦題は、スノーホワイトだが、原題はSnow White and the Huntsman でも本当は、白雪姫と７人の小人である。どこかが違う。これは映画を見ればなるほどと思うのだが。
白雪姫はドイツの話でグリム童話にあるものである。でもこの映画は、あたかもスコットランドもしくはイギリス北部を舞台にしたものになっているような感じである。妖精：フェアリーはイギリスに多くの話がある。つまりドイツの童話にイギリスもしくはスコットランドの妖精の話を足したようなものである。
ただ鹿の神は、もののけ姫のオマージュである。
CGはすごい。とりわけラヴェンナを演じるシャーリーズ・セロンの美しさが光る。そして年を取ったり若返ったり。またカラスの羽尾をつけたモンスターになったりとなかなかCGの効果がよくでている。魔法の鏡も趣向がこらしてある。ただオーソドックスなのがいいと思う人もいるだろう。
クリステン・スチュワートはトワライトシリーズのベラ役で今や人気絶頂の女優である。白雪姫のイメージに合っているとは思えないが、最後に抵抗軍の指揮を執る女王としてはちゃんと貫禄が備わっている。
小人のノリはもう少しあっても良かった
小人役の人たちは、皆さん正真正銘の小人症の人たちである。
全体的な映画の印象としては、スノーホワイトではなくて別のストーリーにした方がもっと良かったと思ってしまう。逆に新しい白雪姫の物語で面白いと思う人もいるかも。確かにCGは随所に質の高いものがあるんだが。全体の展開に新しい白雪姫の物語を作ったというほどの面白い要素がないので残念。
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