監督：井上昭、脚本：星川清司、音楽：伊福部昭
出演：市川雷蔵、水谷良重、中谷一郎、五味龍太郎、毛利郁子、他
第４作の菊姫が再度登場している。今回は菊姫を演じている毛利郁子は同じだが、その火傷のあとが前回と違う。第４作では、顔の下半分、口あごの当たりが中心の火傷であったが、今回は、左の顔半分である。ただ今回のメイクの方がまだましである。
今回は眠狂四郎と菊姫の対決が中心。中谷一郎の懐かしい顔が見れて面白い。そうか大映の俳優さんだったんだ。僕には、風車の弥七のほうがなじむんだが。
今回も円月殺法の対決も趣向がこらしてあって面白い。円月殺法対円月殺法である。ただどうして勝ったかはよくわからずやはり眠狂四郎が強いに決まっていると言う感じか。
前作に続いてお色気もそれほど強くない。眠狂四郎が女性を犯すわけでもない。
水谷良重（水谷八重子）もこの作品で多くの場面で登場するが、それほど強いキャラではないのが残念である。
この話もわかりやすく単純でいい。ただ、ストーリー全体には、もっと突っ込んだテーマがないので飽きられやすいシリーズでもあるのが徐々にわかってきた。
My Rating(評価): 13/20
アクセス数:22
コメント