監督: マルコム・ベンビル
出演: キアヌ・リーヴス, ヴェラ・ファミーガ, ジェームス・カーン
料金所で働くうだつの上がらない男が、銀行強盗の嫌疑で刑務所に入り、その後舞台俳優になる。ちょっと奇妙だが、それも笑いの中か。最終的にどうなるのかわからない終わり方だが、最後に笑って終われる。そこがいい。
主演のキアヌ・リーヴスのややぼけた男の役柄は、かなり彼の十八番になっているような気がする。ヴェラ・ファミーガとのからみは、どうだろうそれほどうきうきしないんだが。
バッファローの田舎町を舞台にしているが、町の撮影が多くてそれほど雰囲気は出ていない。ただ、銀行と劇場がある通りは実際にバッファローにある場所である。
ジェームス・カーンが、ヘンリー（キアヌ・リーヴス）の相棒を演じているが、いい味が出ている。やっぱり名優は年を取ると本当にいい味をだした演技をする。
今回も邦題の意味がわからない。フェイクの使い方が違うとおもうけど。
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