原作: 望月三起也
監督: 羽住 英一郎
出演: 瑛太, 椎名 桔平, 深田恭子, 中井貴一, 要 潤, 本仮屋ユイカ, 中原 丈雄
昔懐かしいワイルド７である。権力の悪に対して、果敢に挑戦して行くストーリーが本当に面白かった。連載で読んでいたが、後半は、かなり複雑なストーリーとなってきて読み返さないと理解できなくなってきていた。
この映画にもそのエッセンスがあり、昔からのファンには懐かしい限りである。アクションもかなり洗練されており楽しめる作品になっている。足りないのは、一つ一つのバイクや、拳銃などのツールとしての審美感をもった描き方できていればもっとよかったかな。
瑛太が演ずる飛馬は、もう少しクールな方がいんだが、中井貴一の草波勝はうってつけである。ユキを演じている深田恭子も以前に比べればかなりクールな役が出来るようになってきたと感心してしまう。
映画の中ででてくるランブルフィッシュは、闘魚（fighting fish）のことで、二匹になるとお互いに喧嘩して殺し合いをしまうから、一人でしか生きられない象徴なのだろう。
最後のL'arc~en~CielのChaseもカッコいい。
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