監督: セルジュ・フリードマン
出演: ヴァネッサ・パラディ, ヴァンサン・ロティエ, エドゥアルド・ノリエガ
さすが、フランス映画である。ストーリーの設定が面白い。娼婦と少年の恋愛をテーマにするなんて。それにしても、最初の展開は笑える。
映画の設定がベルギーなんだ。それに噂に聞いていた飾り窓てこんな感じなんだと感激ひとしお。オランダが有名なんだが、ベルギーにもあるんだ。
コレットが子供が欲しいが為に、行きずりの男性に手当り次第に声をかけるのが笑えるんだな。意外とビリーの母親を殺したコバルスキーが弱いのも拍子抜けなんだが。
最後のシーンの海しか見えない風景の中に一つだけある桟橋に二人が座っているシーンが素晴らしい。こういう所があったら誰でも二人で行きたくなる。
ビリーが夢見る二人で眠るベッドシーンも、少年の頃にはこんな妄想を見ていたかもと思ってしまう。
ヴァネッサ・パラディが演じるコレットは面白いというよりどこまで演技なんだろうなと思ってしまう。前歯のすきっ歯が気になってしまうのだが。ちなみにフランスでは好きっ歯は幸運を呼ぶそうだ。
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