諸怪志異 第三集 燕見鬼編 諸星大二郎 (著)

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阿鬼が成長して燕見鬼となった時代の特集。他の2集と異なり、推背図と万年楼を軸に、ストーリが流れて行く連載活劇ものである。またこれは、他の2集と異なり、再び万年楼へを新しく書き加えて完結させたものであり、このコミックだけのストーリがあるのも魅力的である。作者の西遊記に雰囲気は似ている。どうして万年楼が以前と違い地下の中にあって、前回はそう出なかったのかにはあまり語られていない。
五行先生が道士なので、仙人のような力があるのはわかるのだが。日本人なので、道士がどれだけの能力があって、どのような力を発揮するかが今ひとつピンと来ないのもあるのだが。もう少し長く読みたい設定でもある。これだけで終わってしまうのは残念。
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