Let the Right One In 2008 ぼくのエリ 200歳の少女

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スェーデン映画
監督: トーマス・アルフレッドソン
出演: カーレ・ヘーデブラント, リーナ・レアンデション

ヴァンパイアものはあまり好きでないが、評判がよいので見てしまった。暗い風景、寒い夜、雪が積もった白い風景、そして赤い血。これは、いつもの恐怖映画によくあるものだが、12歳の少年とヴァンパイアの少女が繰り広げる恋と殺人は新鮮である。少女の唇にいつもついている血は、なんとも残忍である。逆に少年は、金髪で色白で何にも汚れがない象徴でもあるかもしれない。
やっぱりスェーデン風の描き方が、何よりも新鮮だったか。

原作はモールス、スウェーデンのスティーヴン・キングこと、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説である。このモールス信号は最初、隣に引っ越して来た少女と話そうと少年が見つけた連絡手段。それが最後のラストにはこんな風に役立つとは!!英語の表題も、モールス信号を連想させる。だれを部屋に入れるかと言うことだろう。

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