Year of the Dog ラブ・ザ・ドッグ -犬依存症の女- 2007

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Year of the Dog ラブ・ザ・ドッグ -犬依存症の女- 2007


犬と暮らすベギーは、他にたのしみもなく、友達の話をじっと聞いているような女性。この愛犬のペンシルが突然死ぬことによって、強い喪失感が彼女の中に起きる。そしてボーイフレンドを求めたり新しい犬を飼ったりするがその喪失感が埋まることがなくどんどんとエスカレートしていく。菜食主義者になったり、動物愛護団体を支持し始める。ついには、気が狂ったようになってしまう。 この話の元は、監督兼脚本のマイク・ホワイトの実体験から作られている。脚本の仕事でめまぐるしく忙しい時期に、家に迷い込んで来た猫を飼うことになったが、クリスマスの日に突然で死んでしまった。そのショックから仕事ができなくなったり、猫を2匹、犬を2匹飼いそしてアニマルヨガまで初めてしまったらしい。 この映画の好き嫌いは非常に分かれると思う。好きな人は本当に好きになるだろう。ただペギーは最初、非常に退屈な女性であるため、最初の30分はその退屈さを我慢しなくてはいけない。友達の話を聞くペギーの視点に立ったインタビューのような画面設定がおもしろい。そして最後がこの映画の面白さをさらに高めている。

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