KINGSMAN / キングスマン Kingsman: The Secret Service 2014
監督: マシュー・ヴォーン
出演: コリン・ファース, マイケル・ケイン, タロン・エガートン, サミュエル・L・ジャクソン
イギリス映画らしく、コリン・ファース, マイケル・ケインと名優が脇を固めている。
最初にキングスメンの一人が真っ二つになって殺されるシーンや教会での殺し合いは、残虐さがなくどちらかといえば笑えるほど、素早く、コミカルにできている。最後に、首に仕込んだ爆弾が爆発するのだが、その描き方もコミカルで面白い。
非常にスピーディーでスリリングなのにコミカルの要素を入れているところが、この映画の特徴だろう。
やっぱりイギリス映画らしいところが随所にある。
イギリスのスパイ映画らしく必ず、裏切り者(Mole)がいる。そして最後のスェーデンのプリンスとの話はイギリス映画らしいエンディングである。
アーサーがエグジーに人生が急にかわる映画をについて、大逆転、ニキータ、プリティウーマン、いろいろ聞くんだがエグジーは全く知らない。エグジーはマイフェアレディみたいだと答える。ここは笑えるよね、
アーサーが、エグジーに犬の名前はと聞くと、JBだと答える。
その由来は、ジェームス・ボンド?ジェイソン・ボーン?と聞くのだが、エグジーは、ジャック・バウアーと答える。
ここも面白い会話だ。
全体にイギリステイストのユーモアに溢れたスパイ映画である。そして展開がスピーディーで面白い。よくできた映画である。
アーサー王の円卓の騎士からキングスメンのメンバーは名前がついてる。
アーサー、そして魔法使いのマーリンは、円卓の騎士のランスロットである。ハリー・ハートは、ガラハッドである。ガラハッドはあまり馴染みがないが聖杯を見つけた3人の騎士の一人である。
アーノルド教授はあのマーク・ハミルである。タロン・エガートンはウェール出身の俳優。まだまだこれからの将来のある俳優である。
ヴァレンタインが1945のラフィットをマクドナルドのハンバーガーと食べる設定になっている。
最後で流れるロキシー・ミュージックのSlave To Loveが懐かしい。
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