American Horror Story: Freak Show Season 4 アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場 シーズン 4 2014-

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Jessica Lange, Evan Peters, Sarah Paulson, American Horror Story: Freak Show Season 4 アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場 シーズン 4 2014-

出演: ジェシカ・ラング, サラ・ポールソン、キャシー・ベイツ、エヴァン・ピータース、マイケル・チクリス、フランセス・コンロイ, フィン・ウィットロック, デニス・オヘア, エマ・ロバーツ,

どのストーリーも、フリーク達と人間の欲望を混ぜ合わせ、皮肉いっぱいに描かれたストーリー仕立てである。ジェシカ・ラングがフリークショーの座長エルサを演じている。フリークだけでなく連続殺人、偏執狂、変質者などもいっぱいでてくる。
気味が悪いだけでなく少しニヤリと笑ってしまうストーリーである。テレビ番組ではタブーかと思われることを何度もやってみせる。それにしてもこれほど下劣なことはないだろうと思うことをするんだからすごい。

そこがいつものように、アメリカン・ホラー・ストーリーとして面白い。最後の展開もなるほどと思わせる。今回は最後がいいね。


アメリカン・ホラー・ストーリーはシーズン4になりストーリー、舞台、時代が違うのだが、いつも出演者はかなり同じメンバーでしている。 エルサ・マース役のジェシカ・ラング、ジミー役のエヴァン・ピーター、ベットとドット役のサラ・ポールソンはお馴染みである。今回はちょい役でもお馴染みがいる。マージョリーはあのダウン症の女の子である。

主なキャラクター 

エルサ・マーズ ジェシカ・ラング,
どこからともなく現れて、フリークたちを見つけて見世物小屋(フリークショー)に入れる。自分がスターでないと気に入らない自己中心的な女性。
実際は、戦時中にナチスの兵士たちに襲われレイプされ、両足を切断された過去を持つ。次第に彼女の狂気も目立ってくる。

ベット&ドット・タトラー サラ・ポールソン
生まれながらにして体が結合している双子。シャム双生児である。腎臓が3つ、肺が左右に二つづつ、心臓が二つ、そして頭が二つあり、ベットはすこし頭が足りなさそうで単純ですぐに誘いに乗るタイプ。ただ本音はそれほど悪くない、ドットは、頭は回るが、疑い深い性格で、ベットと切り離してもらって自分だけ助かろうと考えている。

ジミー・ダーリング
通称"ロブスター・ボーイ"である。髭のあるエセルと怪力男のデルの息子。
生まれつき両手が裂手、合指症がありロブスターのような手のためあだ名がついた。
劇団のリーダー的存在。

American Horror Story: Murder House アメリカン・ホラー・ストーリー ファースト・シーズン 2011

American Horror Story: Asylum アメリカン・ホラー・ストーリー アサイラム 2012

American Horror Story Coven アメリカン・ホラー・ストーリー 第3シーズン: 魔女団 2013

American Horror Story: Freak Show Season 4 アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場 シーズン 4 2014-

American Horror Story: Hotel season5 アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル シーズン5 2015-

My Rating(評価): 14/20
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あらすじ

双子の姉妹 Monsters Among Us
1952年フロリダ州での出来事。牛乳配達人がある農家に牛乳を届けるとまだ手のつけていない牛乳がある。家の中を覗いた、牛乳配達人は女主人が殺されているのと、ある怪奇なものを発見する。病院に連れて行かれた怪奇なものは、腎臓が3つ、肺が左右に二つづつ、心臓が二つ、そして頭が二つある姉妹だった。彼女たちが自分の母を殺したのである。そこに、サーカスで見世物小屋(フリークショー)を経営するエルサが現れ、二人を?連れ去る。一方、町では殺人と誘拐事件が次々と起こり始める。その犯人は、大きな口をしたピエロの姿をした怪人だった。

殺人事件 Massacres and Matinees
ジミーは仲間を守ろうとしてショーを訪れた刑事を殺してしまう。
裕福な家庭のモット家のダンディは生まれながらの偏執者である。母のグロリアは、殺人狂のピエロと知らずにダンディのために雇う。ダンディは彼に強い興味を持ち、彼の手伝いをして誘拐、殺人を行う。結合双胎のドットは歌がうまく観客の人気を集めた。3つの乳房を持つ女性のデジレとあごひげ女性のエセルの元夫のデルがフリークショーにやってくる。


ハロウィーンの呪い Edward Mordrake, Pt. 1
人体の奇形ばかりを集めた博物館から依頼を受けたスタンレーとマギーはフリークショーの出演者を殺して見本として博物館に売ることを企てる。
殺人鬼ピエロは、ジュピター近郊にも現れる。ハロウィーンの日が近づいきた。ハロウィーンにショーをすると、二つの顔を持つエドワード・モルドレイクが現れてフリークたちを地獄に連れて行くと信じていた。そして、フリークショーにエドワード・モルドレイクが現れる。

ハロウィーンの呪い 後編 Edward Mordrake, Pt. 2
エドワード・モルドレイクはフリークたちから誰を連れて行くかを決めるために、彼らの過去を語らせる。エルサも自分が足を失った出来事を話し、連れていってほしいと懇願する。エドワード・モルドレイクは、殺人鬼のピエロ所に現れる。
ジミーとマギーはピエロに捕まってしまうが、なんとか人質を逃がすことに成功する。そこには、殺人鬼のピエロに協力するもう一人のピエロを目撃する。エドワードは、殺人鬼のピエロを連れて行く。残ったダンディはピエロが使っていたマスクを自分の物にする。

甘い罠 Pink Cupcakes
三つの乳房をもったデジレは体に異常を感じ医者へ行く。そこで彼女の変化はホルモンによるもので普通の体に戻れると医者から言われる。
ついに自分の家のメイドのドーラを殺害したダンディは自分の中で異常性が増す。
フリークを標本にしょうと企むスタンレーは、標的を結合姉妹にする。そしてベットとドットを巧みな話術で誘い出し、毒入りのケーキを食べさせようとするがうまくいかない。エルサはドットとベットをグロリアとダンディ親子の家に売る。


ナイフ投げ Bullseye
エルサはドットとベットが逃げたと伝えるが、フリークたちは彼女ことを疑う。エルサの恋人だった両腕が奇形で小さくなっているポールが他の女性と会っていることを知り、怒りを爆発させる。ナイフ投げをしてポールの腹にナイフを刺す。
ダンディは母親に双子と結婚すると宣言するが、ドットは警戒心してダンディの申し出を断る。デルは、デジレを診察した医師の所に行き、指を折って脅す。

腕比べ Test of Strength
ジミーはダンディの家にいる双子を見つけ、連れ帰る。そして2人を売り飛ばしたエルサを責めるが、ドットが何か魂胆がありエルサをかばう。
ポールの恋人のペニーは、父が頼んだ刺青師によって顔じゅうに蛇の刺青を入れられる。
スタンレーはデルの男色の秘密を知り、それをネタにフリークの1人を殺せと脅迫する。デルはイヴを狙うが返り討ちにされる。フリークたちはジミーにデルと話をつけよう促される。ジミーは酒場であったデルと一緒に酒を飲み酔いつぶれてしまう。
デルはマ・ペティトを誘い出し殺して、スタンレーに渡す。

血の連鎖 Blood Bath
母のグロリアは、ダンディが家政婦のドーラを殺し次第に手がつけられるなくなってきたので精神科医に相談する。
ドーラの娘レジーナが訪ねてきて、ドーラの居所を尋ねられる。なんとかごますが、レジーナの疑いは強くなる。
髭のエセルはエルサに疑いの目を向けて問い詰める。エセルはエルサを殺そうとするが、その前にエルサはナイフでエセルを殺す。
デジレはフリークの女たちを集めてペニーの横暴で残酷な父親に復讐をする。

神への目覚め Tupperware Party Massacre
エルサはスタンレーと共にエセルに匿われた双子を見つける。そして言葉たくみにドットが望む分離手術の手配をつけると話をする。
エルサとスタンレーは、エセルが車で自殺したかのようにみせかける。
マ・ペティトを殺したデルは罪の意識に耐えられず自殺をしようと首を吊ろうとするが、デジレに助けられる。
ダンディはついに母のグロリアを殺す、そして自分自身をまるで神のように思い始める。そしてドーラの娘レジーナがダンディの元に刑事を連れてくる。しかしダンディのお金の申し出を受けた刑事はレジーナを撃ち殺す。

孤児ペッパー Orphans
エルサは、再びフリークを探しに出かけ、非常に太った女性を連れてくる。
フリークのペッパーは自分とよく似た最愛の伴侶ソルティーに死なれ、悲しみのあまり不安定になる。ソルティーの体もエセルの死体も同様に博物館に引き渡される。
ペッパーは、エルサに連れられて、ペッパーの姉の元に預けられる。
マギーは、ジミーを助けてくれとドットとベットにも頼まれ、正しいことをしようと決意し、デジレたちにマ・ペティト等が標本になっているのを知らせる。そこにジミーの両手の標本もあることにマギーは驚く。
スタンレーは、ジミーは、グロリア・モットやレジーナを殺した容疑で捕まっていたが、そこにスタンレーが訪れる。

奇術 Magical Thinking
ジミーはスタンレーから両手を売れば弁護士が雇えると話を持ちかけられる。ジミーは一旦留置所から連れ出され、スタンレーの企みでどこかで両腕を切り取られる。
フリーク・ショーに奇術師のチェスターが訪れ、エルサに見込まれ、前座で奇術を披露することになる。彼は、腹話術も得意で人形と会話する人物だった。
初体験を捧げる相手を探していたドットとベットはハンサムで好意的なチェスターに引かれていく。彼女等は、チェスターが人形と話をするのを怪しいと思いながらも、セックスをする。
ペッパーは、姉が産んだ子供が異常児であったせいもあり姉が面倒を見ないかったのを可愛がっていた。しかし、姉夫婦の企みで夫がその子を殺した罪をペッパーに着せ、警察に捕まる。その後精神病院に収容されシスターメリーと出会う。
デルがマ・ペティトを殺したことを知ったエルサは怒りに燃える。デジレがデルに真実を話させた時に、エルサは、ナイフでデルを殺す。

喝采にかき消された悲鳴 Freak Show: Show Stoppers
フリーク・ショーの団員は、今まで起きた出来事の真実を少しづつわかってきた。そしてエルサが招集した会では、最後にスタンレーが復讐の対象となる。彼が自分がしたわけではないと弁明するが、そこにアマゾン・イヴが大きなプレゼントの箱を持ってくる。開けるとそこには水槽の中に博物館の館長の女性の頭が入っていた。
エルサは、両腕を切り取られたために、自分の義足を作ってくれたイタリア人のマッシモを呼ぶ。マギーはジミーのことを愛していると言って、またやり直したいと告白する。
チェスターはドットとベットと親しくなるが、人形のマージョリーが現れ、彼女たちを殺せと促す。チェスターは、ショーの新見世物の練習と称して人体切断をドットとベットに頼むが断られる。マギーは自分がその役をやりたいと申し出る。狂い始めたチェスターは、みんなを舞台裏にやり、マギーを本当に切断してしまう。団員たちはマギーの死を悼むが彼女もスタンレーの仲間だったことを思い出し自業自得と話す。
フリークショーの団員たちはスタンレーが話したエセルを殺したのはエルサであるということが本当であると思っていた。次の復讐のターゲットはエルサであった。
ドットとベットは、エルサに会いに行き団員たちがエルサを殺そうとしていることを伝える。エルサはその場を去り、ダンディにフリークショーの権利を売りハリウッドに行く。

カーテンコール Curtain Call
チェスターは警察に行き、自分は人を殺したと人形のマージョリーを見せる。
フリーク・ショーの権利を手に入れたダンディは、ショーの計画を立てるが人気も出ず、団員たちに受け入れてもらえない。怒りに燃えたダンディは団員たちを一人づつ殺し始める。
ジミーはロブスターの義手を手に入れ、フリークショーに戻るがそこで団員たちが殺されているのを発見する。生き残ったデジレはジミーにダンディが殺したことを話す。
ドットとベットは、ダンディに囚われていた。ダンディは彼女たちと結婚式を挙げる。ジミーとデジレそしてドットとベットでダンディを捉え、水槽タンクに閉じ込め復讐を遂げる。
エルサはハリウッドで幸運に恵まれ、テレビシリーズに出演して有名になっていく。成功はつかみ夫も得たが、心の中は孤独でいっぱいであった。心の恋人であったイタリア人のマッシモも肺癌になり末期であった。今までハロウィーンのショーを断ってきたエルサは、自分がレイプされ両足を切断されたスキャンダルが出ることを知らされハロウィーンのショーを承諾する。
ハロウィーンショーのテレビ撮影の時に、歌っているエルサの前に、二つの顔を持つエドワード・モルドレイクが現れエルサの行く場所は私たちの元ではないと話しながら彼女の胸を刺して殺す。
生き残ったデジレは恋人と結婚をして幸せになっていた。ジミーは、ドットとベットと暮らし、彼女は妊娠していた。
エルサは死んで、フリークショーに戻る。そこには今まで暮らした団員たちがいて、エセルが優しく彼女を迎えてくれた。