イニシエーション・ラブ 2015

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イニシエーション・ラブ 2015

監督: 堤 幸彦
出演: 松田翔太, 前田敦子, 木村文乃, 森田甘路

舞台が1986年から1987年頃の旧静岡市になっていて男女7人夏物語と秋物語のオマージュが入っていてなかなか面白い。それから懐かしい曲の連続で、当時にタイムスリップしてしまう感覚になるのがいい。

ただどんでん返しがあるのはわかっているので、どれほど驚かされること思ったが、ちょっとかすった程度で残念。
前田敦子のヘタウマの演技はこれは意図しているのか全くわからないが。その演技からもすぐに、男を騙すタイプであるのはわかっていたから、騙されているんだろうと思っていたのはわかってしまった。それでも最後の展開は、つまり見ているものの錯覚と時間差を利用してそれなりに面白かった。最終的にはサイドAが後に起こっていてでサイドBが先から最後のシーンまで。

鈴木夕樹から、たっくんというあだ名をつけるのは、あまりにも変だったし。同じあだ名をつけておけば、電話で返事をするときに相手にばれないのである。これは携帯ではそうする必要はないがあの時代は確かにこのトリックが必要だった。

本棚にあったアインシュタインの本がキィだろう。あのカメラの迫り方がおかしく、彼女が読むような本でないからだ。二人とも物理学の専攻だから、騙されるのだが、
あの本のことは、最初の共通の話題になっていない。

ホテルの予約もキャンセルが出るのが当たり前のように、繭子がホテルを勧めているのでこれも怪しいと思っていたし。

ただ期待させるほど面白かったわけでもない。何が足りないんだろう。やっぱり前田敦子の演技だろう。最初から騙している雰囲気がプンプンした。ただの二股だったのだが、僕にはもっと三股、四股かけていると思ったのだが。


サイドA
SHOW ME(森川由加里)※
初恋(村下孝蔵)
約束(渡辺徹)
揺れるまなざし(小椋佳)※
君は1000%(1986オメガトライブ)※
ふたりの夏物語 -NEVER ENDING SUMMER-(杉山清貴&オメガトライブ)
街角トワイライト(シャネルズ)
Yes-No(オフコース)
フレンズ(レベッカ)
秘密の花園(松田聖子)
Lucky Chanceをもう一度(C-C-B)
すみれ September Love(一風堂)
NEVER(MIE)
Never Say Good-Bye(小比類巻かほる)
愛のメモリー(松崎しげる)
あの夏のバイク(国生さゆり)
君だけに(少年隊)
CHA-CHA-CHA(石井明美)

サイドB
木綿のハンカチーフ(太田裕美)
SACHIKO(ばんばひろふみ)
Rain(大江千里)
DANCE (浜田省吾)
激しい雨が(THE MODS)
哀愁のカサブランカ(郷ひろみ)
夏をあきらめて (研ナオコ)※
シャイニン・オン 君が哀しい(LOOK)
そして僕は途方に暮れる(大沢誉志幸)
摩天楼ブルース(東京JAP)
心の色 (中村雅俊)
恋人よ(五輪真弓)
思い出は美しすぎて(八神純子)
恋におちて -Fall in love-(小林明子)
ルビーの指環 (寺尾聰)
悲しいね(渡辺美里)
イヴの夜(野本直美)
SHOW ME(REPRISE)(森川由加里)

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