Chronicle 2012 クロニクル
監督: ジョシュ・トランク
出演: デイン・デハーン, アレックス・ラッセル, マイケル・B・ジョーダン
超能力を扱ったSF映画。そして手持ちでビデオカメラを持ちながら撮影していくファウンド・フッテージの様式で描かれている。クロニクルは年代記とか記録の意味である。アンドリューが取っているビデオが自分の記録という意味。
舞台はシアトルである。アンドリューは友達もできず、母が重病を患っていて父はアルコール中毒。彼は自分の世界に閉じこもっていて、どこにでもビデオを持って行き撮影している。従兄弟のマットはアンドリューを気にかけ、パーティーなどに誘う。
マットの友人のスティーヴは学校の人気者である。パーティの途中で彼ら３人が地下にある物体に触れたときから不思議な能力を持つようになる。
超能力の描きかたが素晴らしい。特に空中を飛行しているシーンが素晴らしく、観客も一緒に飛んでいるような錯覚に陥る。
高校生３人の関係は非常に面白く、AKIRAを思い出すような設定である。能力を使うと鼻血がでるのは超能力の映画ではよく出てくるシーンだ。
新しい題材を扱っているわけではないが、ストーリーに引き込まれてしまうのは脚本とCGの迫力だろう。
監督のジョシュ・トランクが影響を受けた映画にAKIRA、キャリー、フューリーを上げているがそしてシーンがふんだんに出てくる。
ファウンド・フッテージで有名な映画は、ブレア・ウィッチ・プロジェクト、パラノーマル・アクティビティ ,クローバーフィールド/HAKAISHA などがある。最近ではあまり良くない映画だが、ダイナソー・プロジェクトがある。
My Rating(評価): 15/20
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